平成21年5月31日 晴れ
以前、漫画はほとんど読まなくなっているが、2作品だけ今も読み続けていると書いた。
その時、紹介しなかった1作品の最新刊がやっと出た。
「バガボンド」(井上雄彦)
最新刊第30巻
「天下無双」を追い求める宮本武蔵を描いた、今更、私などが紹介する必要もない作品である。
最新刊では、武蔵が思うように動けなくなっているのと同時に、精神(こころ)の深淵にあるものを他者との会話によって悟っていく過程が描かれている。(今巻は武蔵以上に、亡霊との会話で描かれる武蔵の恋人?おつうの描写が素晴らしい。)
そういうこともあってか、修羅の場面がない(回想シーンのみ)。
ただ、この作品は、画面を覆う血の濃さほど、その臭いは漂ってこない。
むしろ、常にその先にあるものを見せてくれる。
バガボンドについては書きたいことはたくさんあるのだが、このブログが競馬ブログではなくなってしまうので(笑)、1点だけ書いておきたい。
私はこの作品は、3者の成長譚だと想っている。
3者とは、作品の中に登場する登場人物達、作品を描く井上雄彦氏、そして作品を読む読者のことである。
作品が描かれるにしたがって、描かれる者だけでなく、それを描く者も、そしてそれを観る者までもが、今ある自分(ここ)より前へ進んでいく、そんな作品だと思っている。
私は洋楽ロックが好きだが、アーティストが創り出した作品の中には、スピーカーの前かヘッドフォンを着用して、歌詩カードを見ながら正座して聞くような作品が時々ある。
お気楽なBGMにはならない、というかそういう対峙の仕方をしてはいけないような作品があるのだ。
バガボンドは、私にとってそういう作品である。
さて、ここからは、今年の3歳馬の天下無双を決めるレースの予想を。
日本ダービー(GI)
芝・左 2400m サラ系3歳 オープン 牡・牝 (指定) 定量
カテゴリー:2、3歳GⅠ
ゾーン:ヒモ荒れ
複勝圏軸馬候補
2.アプレザンレーヴ
18.アンライバルド
レースデータ
○前走皐月賞9着以内
×1勝馬
×馬番枠10番
(◎非常に有利、○相当有利、△有利、×不利)
レースデータによる複勝圏軸馬
18.アンライバルド
ゾーンによる複勝圏ヒモ馬(参考)
2.アプレザンレーヴ
9.ジョーカプチーノ
11.セイウンワンダー
16.トライアンフマーチ
軸は、レースデータから、アンライバルドとした。
皐月賞→ダービーというローテが、過去複勝圏馬の半数を占める。
アンは前走強い勝ち方だったし、その後の状態もいい。
ヒモもレースデータから、ごくごくシンプルに選択した。
アプレは、青葉賞1着馬。
ジョーは、NHKマイルC1着馬。
セイウンとトライアンフは、皐月賞2、3着馬。
全て、データから複勝圏の資格ありとされる馬。
要は実績重視。
ダービーは、頂上を決める闘い。
運も見方に付ける必要があるだろう。
そうではあっても、展開、馬場等に関わらず、やはり力のある馬に頑張って欲しい。
どんな結果であっても、偶然ではなく必然。
そんなレースになって欲しい。
以前、漫画はほとんど読まなくなっているが、2作品だけ今も読み続けていると書いた。
その時、紹介しなかった1作品の最新刊がやっと出た。
「バガボンド」(井上雄彦)
最新刊第30巻
「天下無双」を追い求める宮本武蔵を描いた、今更、私などが紹介する必要もない作品である。
最新刊では、武蔵が思うように動けなくなっているのと同時に、精神(こころ)の深淵にあるものを他者との会話によって悟っていく過程が描かれている。(今巻は武蔵以上に、亡霊との会話で描かれる武蔵の恋人?おつうの描写が素晴らしい。)
そういうこともあってか、修羅の場面がない(回想シーンのみ)。
ただ、この作品は、画面を覆う血の濃さほど、その臭いは漂ってこない。
むしろ、常にその先にあるものを見せてくれる。
バガボンドについては書きたいことはたくさんあるのだが、このブログが競馬ブログではなくなってしまうので(笑)、1点だけ書いておきたい。
私はこの作品は、3者の成長譚だと想っている。
3者とは、作品の中に登場する登場人物達、作品を描く井上雄彦氏、そして作品を読む読者のことである。
作品が描かれるにしたがって、描かれる者だけでなく、それを描く者も、そしてそれを観る者までもが、今ある自分(ここ)より前へ進んでいく、そんな作品だと思っている。
私は洋楽ロックが好きだが、アーティストが創り出した作品の中には、スピーカーの前かヘッドフォンを着用して、歌詩カードを見ながら正座して聞くような作品が時々ある。
お気楽なBGMにはならない、というかそういう対峙の仕方をしてはいけないような作品があるのだ。
バガボンドは、私にとってそういう作品である。
さて、ここからは、今年の3歳馬の天下無双を決めるレースの予想を。
日本ダービー(GI)
芝・左 2400m サラ系3歳 オープン 牡・牝 (指定) 定量
カテゴリー:2、3歳GⅠ
ゾーン:ヒモ荒れ
複勝圏軸馬候補
2.アプレザンレーヴ
18.アンライバルド
レースデータ
○前走皐月賞9着以内
×1勝馬
×馬番枠10番
(◎非常に有利、○相当有利、△有利、×不利)
レースデータによる複勝圏軸馬
18.アンライバルド
ゾーンによる複勝圏ヒモ馬(参考)
2.アプレザンレーヴ
9.ジョーカプチーノ
11.セイウンワンダー
16.トライアンフマーチ
軸は、レースデータから、アンライバルドとした。
皐月賞→ダービーというローテが、過去複勝圏馬の半数を占める。
アンは前走強い勝ち方だったし、その後の状態もいい。
ヒモもレースデータから、ごくごくシンプルに選択した。
アプレは、青葉賞1着馬。
ジョーは、NHKマイルC1着馬。
セイウンとトライアンフは、皐月賞2、3着馬。
全て、データから複勝圏の資格ありとされる馬。
要は実績重視。
ダービーは、頂上を決める闘い。
運も見方に付ける必要があるだろう。
そうではあっても、展開、馬場等に関わらず、やはり力のある馬に頑張って欲しい。
どんな結果であっても、偶然ではなく必然。
そんなレースになって欲しい。