帰宅すると、妻がソファで寝転がっている。
部屋を見ると、散らかり放題。
さらにご飯は作っていないと言う。
聞くと、出動中に保育園から娘が発熱したので、引き取りにくるよう電話があったらしい。
さらにコロナ流行っているので、息子も一緒に連れて帰るよう言われたらしい。
ということで、会社は休んで1日家にいたらしいが、この有様らしい。
お米だけは炊いていたそうなので、レトルトカレーで晩御飯を済ますことに。
ついでに、子どもたちもご飯を食べてないので、娘にご飯を食べさせる。
お風呂も沸かしたけど、妻は入らない、と言うので、息子と私が一緒に入ることに。
入ろうとしたら、洗濯物も洗濯機の中に入れっぱなしだったので、先に洗濯物をたたむ。
風呂から出ると、妻はもう寝るので、娘の着替えもやっといて、とのセリフを残して就寝。
体調不良でもないのに、育児・家事を放棄し仕事から帰った夫に全てを押し付ける妻。
しかし、私は腹も立てずに素直に従った。
何故なら、一人で子供二人の面倒を見る大変さを知っているからだ。
私も休みに一人で子供二人を見てたとき、気が狂いそうになったこともあった。
「あぁ、1日大変だったのだろうな・・・」と思い、妻のやりたいようにやらせてあげた。
子供はかわいい、しかし子育ては大変だ。
子供を持つ選択をしない夫婦が世の中にいるが、確かにお金もかかるし、精神的にも疲れるし、苦労が耐えないので、持ちたくない派の気持ちも、理解できる。
でも、確かに言えるのは、苦労する以上の何かを子どもたちからは貰える。
だから、なんとかやっていけるのかな。
娘を着替えさせながら、そんなことを思ったのでした。