一途な想いにさようなら・・・

~報われることのない一途~

バス停・・・

2017-10-08 | ある日のつぶやき
数年前のこと

資格取得のために
ほぼ毎週のように新幹線で
県外に出かけていた


それが2年ほど続いた


始発で出かけて
勉強を終え地元の駅に着くと
すでに夜

バス停のベンチに座り
バスを待つ30分間は
疲れきって放心状態


同じくベンチに腰掛ける
数人の女性がいたが

ひとりまたひとりと
迎えの男性の車に乗り込み
10分足らずで
バス停には自分ひとりが残る


私のことも誰か迎えに
来てくれないかなぁ・・・


毎回、迎えのある女性たちが
羨ましく思えた


当時想いを抱いていた人が
大好きな笑顔で迎えにくる姿を
何度想像したことか


いつかはきっと彼が・・・


そんな日を夢みていたが
夢は夢のまま、憧れのままだった



そういえば遠い昔の彼のブログに
愛しい人を空港に迎えにいった記事が
アップされていたことを思い出した


彼はいま
誰を思い過ごしているのやら
私ではないことは確かなこと



あの頃の頑張りで
今の私は生かされている


迎えに来てくれる人では
なかったけれど


頑張っていた私を
いつも褒めてくれた人だった


彼の存在があったから
今の私があると思える




こじつけかもしれないけど・・・
















🎑