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山椒の実で粉山椒をつくる

2019-09-06 10:42:57 | #つぶやき
山椒の実で粉山椒をつくる
 秋だ。山椒の実が赤く色づいた。もっと放置すると「割山椒」といって、山椒の実が熟して皮が2つに割れる。実は固くて食べられないが、 皮に芳香があるのでこれをすりつぶして粉にしたのが「粉山椒」である。
 皮を乾燥させ、ミルサーにかけて粉山椒を作る。ピリリとした刺激が食欲をそそる。食欲増進効果や抗菌作用もある。癖になって何にでも振りかけたくなる。
 昔、子供の頃はミルサーが無く、「薬研(やげん)」を使って粉にしていた。 「薬研(やげん)」というのは、昔は薬と言えば漢方薬で、乾燥した薬種(薬草・薬草の根・薬効ある木の皮など)を粉にするために用いた器具のこと。細長い舟形をして、内側が V 字形の器の中に薬種を入れ、上から軸のついた車輪のような鉄の円盤のものをきしらせて薬種を押し砕く鋳物の鉄製の道具で、重くて持ち運びは注意が要る。
 田舎の古い家や、大病を患った家には残っているかもしれない。 今では名前や実物を知っている人は多分高齢者だけだろうね。
 「薬研(やげん)」には隠語で別の意味もある。
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映画「少年時代」

2019-08-26 10:37:18 | #つぶやき
昨日は 映画「少年時代」を YouTubeで見ました

1990/8/11公開 日本作品 2019-006  
1990年製作/117分/日本
配給:東宝
スタッフ・キャスト

監督:篠田正浩 脚本:山田太一   原作:柏原兵三
藤子不二雄Aの漫画を実写映画化。元もとは小説「少年時代」。
1991年第14回 日本アカデミー賞最優秀作品賞

戦時下の昭和19年に富山に疎開した東京の少年と地元の少年の友情と葛藤を描いたドラマ。
柏原兵三の小説を藤子不二雄Aが漫画化、これを篠田正浩監督が映画化した。
井上陽水の名曲「少年時代」は元々この映画の主題歌だった。

あらすじ

 昭和19年10月、戦況の逼迫する中、東京の小学校五年生だった風間進二は、富山に縁故疎開することになった。富山で最初に進二に近づいてきたのは地元のリーダー武で、田舎での生活に不安を抱き始めていた進二は、そんな武に親しみを感じるのだった。
 ところが武は学校でよそ者扱いされる進二を無視し、自らも進二に対しい高圧的な態度で接してきた。進二は武の矛盾する態度が理解できないまま、皆の前では召使いのような扱いに甘んずるのだった。
 年が明けたころ、進二は東京からの荷物を受取りに行った隣町で悪童どもにからまれる。だがそれを救ったのは武だった。追手から逃れ、荒れた建物に潜んでいたとき、武はふっと思い出したように進二を近くの写真館に誘い二人で写貴をとってもらうのだった。
 春になり、病欠していたクラスの副級長須藤が復学してきた。武は須藤の巧みな策によって権力を失い孤立してしまう。武はかつての取り巻きたちにまで屈辱的な仕打ちを受けたが、毅然とした態度を守り続けるのだった。進二は今こそ真の友達として対等なつきあいが出来ると思って武に近づくが武は頑なに進二を拒んだ。
 やがて終戦となり、進二が東京に帰る日が来た。叔父や叔母、級友たちが見送りに来てくれたが、その中に武の姿はなかった。汽車が走り出しても進二は窓の外を見つめ続けていた。もはやあきらめかけていた時、少し離れた田んぼの道を必死に手をふりながら走る武の姿があった。進二も夢中で手をふりかえしたが武の姿はみるみる小さくなっていったのだった。

 宝物のバックルをタケシに託して東京行きの列車に乗るシンジ。全力で走って追いかけるタケシで幕を下ろす。やはり友情ものだった。




夏の終焉か

2019-08-23 13:54:22 | #つぶやき
 この夏は35℃前後の酷暑続きで、庭の花とか作物に毎朝毎夕の潅水・散水で水道代が気になるところ。
 例年ならば、花や作物を食い荒らすカタツムリやナメクジが干天で一匹も姿を見せなかった。こんな事は初めてのこと。ダンゴムシだけは潅水される植木鉢に群がって花や葉っぱにかなりダメージを受けた。
 コーヒーカスを鉢にふりかけておくとダンゴムシが寄りつかないと聞いて実行してみた。少量ならば効果あり、大量なら花が枯れると判明。
 今日は雨降り、その先しばらく雨の日が続くようで、カタツムリやナメクジが出てこないかと気がかりだ。カタツムリもナメクジも退治するのが難しく手に負えない。トカゲも一匹も姿を見なかった。カタツムリもナメクジもトカゲもみな草叢や石の下に潜んでいて出回る時期を窺っていると見られる。
 昨日はツクツクボーシが3回鳴いたが今日は雨降りでセミの声を聞かず。ツクツクボーシの声は夏の終わりを告げる声だ。これにヒグラシのカナカナカナが加わるともう間違いなく秋だ。秋のシンボルのトンボの姿をまだ見ない。少し遅いような気がする。
 庭のタカサゴ百合は散り果て、ギボーシの花も散り始め、日日草やサルビアの花が咲き誇る。
夏のあいだ眠っていたイモカタバミの花が開き始めた。蕗は殆んど枯れて姿がない。ミョウガはこの雨で生き返りそうだ。 
 雨も「降れば土砂降り」というように、降らないと困るし、降り過ぎても困る、厄介奴だ。