「夢枕をくばる高校生」
今日は、岩槻商業高校の野球部が本気でやっている「埼玉スーパーアリーナに避難している
みなさんに枕を・・・そして、体を休めてもらおう」という活動のボランティアに参加し、娘の
中学校で枕を作るため、ミシンを踏みました。
自宅から、余り生地や、タオルを皆さんが持参し、まず、中学生が避難している皆さんに
メッセージを書き、1枚1枚に枕に縫いつけました。
全部で154個枕ができました。
陸上部が中心になり、剣道部、吹奏楽部、のチームワークでできた154個です。
中学生の生徒達は、真剣に、1枚1枚に思いを込めていました。
女子はもちろんですが、男子もミシンや手縫いでメッセージを縫いつけます。
すごい日本の子供達!!
私は、思いを込めたメッセージを何枚くらいミシンで縫いつけたのだろか。
集中して5時間近く、ミシンに向かい、縫って、縫って、縫いました。
一生懸命やりました。
明日、埼玉スーパーアリーナに皆と届けにいきます。
生徒の思いが素晴らしいです。本当にみんな思いはすごいです。感動。
毎日新聞朝刊記事
「岩槻商業高校(さいたま市岩槻区)の野球部員らが、東日本大震災で避難所生活を送る人に手作り枕を届ける「夢枕プロジェクト」を進めている。27日には、約100個の枕をさいたまスーパーアリーナに届ける予定だ。
アリーナでのボランティア活動の際、高齢者らから「枕がなく首や肩が痛い」との声が多くあったため、同校野球部の須合啓監督(34)が発案した。
目標制作数は5000個。材料は、近所の布団屋から余った綿や生地をもらうなどして集めているという。枕生地には応援メッセージを書き、中には折り鶴を入れた。須合監督が教師仲間らに声を掛け、活動は富山や岐阜、滋賀、三重など各県の中学高校にも広がっているという。
同校野球部の高野裕貴君(16)は「あきらめない気持ちを支えられればうれしいです」。川田和摩君(17)は「寝るときぐらいはいい夢をみてほしい」と話し、慣れない手つきでミシンを動かしていた。 毎日新聞朝刊