佐渡の実家では、旧暦で端午の節句を祝います
男の子がいる、いないにかかわらず
毎年母は、「かしわもち」を手作りしています。
母が作る本来の「かしわもち」は
「トトロのお土産」みたいな
そう、まさにあの包みです☆
(80歳すぎの母は「かしゃば餅」
ともいいますが…「かしゃば」=「かしわ」が訛った?!)
今年は、かしわの葉っぱが小さめで(気候のせい?)
枚数が足りなかったので
普通の「かしわ餅」のデザインになっちゃったとのこと
トトロのお土産包みにするには
大き目でな、枚数ないと作れないの(ーー;)
ご紹介できないのが…残念~(T_T)
でも、実家の「かしわもち」は工夫が1点
かしわの葉だけで包むと
くっついちゃって食べにくいので
実は、笹の葉をはさんであるのが特徴☆
笹の葉をはさむだけで、ぐーんとはがしやすく
食べやすくなります
かしわの葉っぱはもちろん、笹の葉も天然素材!
使用している米粉も減農薬、天日干し、はざがけ米使用!
もちろん中のアンも手作り
材料の「あずき」から育てて作る佐渡産の無農薬アンですから
なんて贅沢なおやつなんでしょうね~(笑)
5月のこどもの日の頃はまだ新しい葉が出ていないくらいですからね(^◇^;)
ウチの辺りでは柏の葉で包んだものを「タイゴロ」と言い、茅(ススキの葉)で包んだものを「マキ」と言っています。
「かしわ餅」をやはりうちの実家の方では「タイゴロ」とはいわないようです
佐渡でも南部方面で呼ばれる呼び方のようですね~佐渡島といっても広いですからね~(笑)
春に作る「しんこ」も場所で「かた」と呼ぶところもあるようですし
ほんと佐渡って一つの島なのに、言葉がいろいろあって面白い地域だなぁ~と今更ながら感心している私です(^^)v