はまくまのかみんぐあうと

かみんぐあうとって…意味ご存知でしたか?
大好きな佐渡やお菓子のことお話しましょ!

今日で震災から2ヶ月 佐渡と津波

2011年05月11日 | 佐渡
佐渡って、津波大丈夫なの?

東日本大震災後、よく聞かれる質問。


私の実家は県道よりも、15m位下に家があり、

海面からは5m位の所に家があります。

高さ8m防波堤を作るため、目の前の海岸を

30年くらい前に埋め立てたのでいくらか海から離れましたが

海の中!?にあるといってもおかしくない実家です。



多分、大きな地震があったら即、逃げないと大変な場所です。

津波が来たら間違えなく流れるでしょう。

台風?かな、波が自宅の前に、数回きた記憶が…(+_+)


でも、過去、津波は多分…来たことがない場所かと。

実家に嘉永とか、安政とかの書物があったので

江戸時代からは、少なくとも実家は津波の被害はないはず。


明治生まれの祖母に子供の頃

「ここには波はこないのか?」と聞いたら、

「海岸にある大きな島を一飲みするくらいの幅で、もう1つの高い島を

超えるくらいの波でなければ、この村は流れん」と言われました。



実家の海岸は、浅い岩場が海岸をおおっているので、

海底はかなり、岩場が入り組んでいて、目では見えない海の道が

あり、地元の人でなければ船が走らせられないと父がいいます。

多分、その島や岩場や岩礁が村を波から、守っているんだと思います。



昭和39年(1964)の新潟地震では、両津(佐渡汽船が着く港)に

4mの津波がきて400戸が浸水した記録がありました。

昭和58年(1983)日本海中部地震の時は、津波は2~3m記録があります。

その際の実害はなかったと記憶しています。

この地震があるまで、日本海側は津波がない!と思われていたとか…



正直、佐渡の人は、津波を甘く見てる気がします。

私もそうでしたから…。


  避難3原則
     「想定にとらわれない」

     「最善を尽くす」

     「率先避難者となる」


        釜石小中学校の生徒が、今回の震災で教えてくれた行動力!


  ぜひ、見習いたいと思います。


     今日で震災から2ヶ月…。長いようで早い2ヶ月でした…。
   



最新の画像もっと見る

コメントを投稿