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朝鮮半島 我々にとって 重要性は本当にあるのだろうか?

2022-01-30 11:03:48 | 現代史観察日記
近代

1895年 日清戦争での日本の勝利により 
李氏朝鮮は「清」の属国から解放され 独立国家になった
更に1897年 李氏王家は「朝鮮」の国号を改め 「大韓帝国」とした
北朝鮮地域を含む 朝鮮半島の 1897年から1910年日韓併合迄の国号である

上曰: "我邦乃三韓之地, 而國初受命, 統合爲一。 
今定有天下之號曰‘大韓’, 未爲不可。 
(省略)。
" 舜澤曰: "自三代以來, 有天下之號, 未有承襲于前者矣。
 而朝鮮乃箕子舊封之號也, 堂堂帝國, 不宜因仍其號矣。
 且大韓之號, 稽之帝統之國, 無襲舊者矣。 聖旨切當, 無敢贊辭矣。"

自ら望んで選んだ国号「朝鮮」
「明」から与えられた国号が 
ここにきて気に入らなくなったらしい

「而朝鮮乃箕子舊封之號也」
国号「朝鮮」は 
周の武王が 滅ぼした殷の王族「箕子」を封じた国の国号であるとして
国号「朝鮮」を捨て 本来の民族のゆかりの地であるところの
古代の馬韓 辰韓 弁韓を根拠に 韓を名乗る事になった

でも 彼らが 何故 中国由来の「韓」氏を名乗るのかは 分からない

現在の北朝鮮地域にあった楽浪郡の中国人氏姓には「王」氏や「韓」氏がある
紀元前から 彼らは 半島における 有力な豪族であった
中国の正史は蛮夷の国には卑字を用いるのが普通
遠い朝鮮半島南部諸国に「韓」などと中原における国名を歴史書に記載しない




朝鮮を理解するには最適の書と思う

申叔舟 
1443年室町時代 朝鮮通信使として来日し 日本をつぶさに調査した
李氏朝鮮において世宗の時 
その報告の一つにこんなのがある

「男女となく皆その国字を習う。国字はかたかなと号す」

「上流階級を除き 日本の一般庶民は漢字を読み書き出来ないが
 片仮名と言う文字を学習して読み書きし 意思疎通を図っている」
と ある

ハングルの「訓民正音」の制定に寄与した人である
「訓民正音」の発布は1446年 
とても有能な人物であったようだ


ハングルは漢字を理解できない庶民の為に作られた
文盲を無くしたかったようだ
対馬の
阿比留家が朝鮮との貿易に使ったと言われる「あひる文字」にとても似ている
勿論 日本語は開音節 朝鮮は閉音節で音韻の対応はない

「申叔舟」は対馬との外交や貿易にも深く携わった人物なので
「ハングル」と「あひる文字」との類似性に何らかの関係があるのかも知れない

訓民正音
民に 正しい発音を 馴れしたしむ

「成宗実録」には
1475年6月の伝
「事大交隣を以て己が任と為す」

事大の相手は 明と日本である


死に臨み 成宗の問に答えて
「願わくは国家 日本と和を失うことなかれ」

事実を理解していた人物であるようだ

現代でも 
優れた人物とは友好が可能であるが
凡庸な人物とは無理だろう


この国は何をしたいのだろう?いまだに分からん

でも 中朝韓を理解すれば 彼らと同じ発想になってしまう
それは困るので 
是々非々のお付き合いか 極力関わらぬ事がお互いのためだろう



オミクロン株
まるで猛烈な台風のようだ
過ぎ去るのを待つしかないか




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