G

AB19450916VIRGO
 

ひとり時間

2010-05-14 20:42:11 | 日記


妻は休日なので台場へ出かけた

この前 我が家に遊びに来たK太が携帯を忘れたためだ
K太はあまり携帯には興味がない
母子家庭なので 娘が安否確認用に持たせたものだ

母子間ではあまり使用しないと言う

ママ 一発で連絡とれたことないもん

孫の弁である

俺もたまに連絡すると何時も留守電になる

メールを送っておくと
忘れた頃連絡がくる
めんどくさいので 連絡は妻に任せてある

妻は真面目できちんとしている
せっかちなので そそっかしい
落ち着いてせわしない人だ
ゆったりとそそっかしいのだ

子達にはきびしい
あれしちゃダメ こうしなさい
果ては 子達をテーブルに呼び
みっちり勉強を教えてたあの頃

きびしくて ベタ甘のキャンディ
ハグが得意技だ

俺も時々窒息しそうになる

子達が可愛くてしょうがない
3人の子達と密接に連絡しあってる
もう 30過ぎの大人なのに

いい迷惑だろうにと俺は思うのだが
子達は違う
妻になついているのだ

おれは
俺には

一目置いてくれるが
なついてはくれない

親父ぃ
お父さん!
少しは年を考えなさい



説教される立場に落ちてしまった
まだ 偉そうにさせてはもらえるが

・・・

すでに 立場は逆転している

・・・


今日はK太と夕飯デートしてくる
煮物作っておいたからね
少し遅くなるわね

昼 メールがきた

ありがと

返事をすぐした

返事を忘れると

あら ずいぶん忙しいのね
返事する暇が無いほど忙しいっていいことじゃない



後で言われる

だから 速攻で返信する
俺も賢くなったものだ
だてに 年取ってるわけじゃない

妻はお一人様が苦手な人だった

末っ子の女の子

厳密な意味で一人暮らしをしたことが無い

大学時代も義兄のアパートに居候していた
義兄もこんな妹が居座ってさぞ迷惑だったろう
と 思ってたが

妹にはベタ甘の兄貴で
妻も兄貴を尊敬していた
付き合い始めた頃 少しヤキモチを焼いたものだ
俺らしくも無く

その妻が最近 一人歩きを始めた

何時も一緒じゃないとむくれる人だったが
一人の休日は
ウィンドウショッピングをしたり
一人でコーヒー飲んだり 食事をするようになった

外出を一人で楽しむようになった
帰宅して買ったものを見せびらかすようになった

すごい進歩だ

俺や友人たちがいないと外出すらしなかった人が
常に誰かと一緒でなければ寂しがる人が

誰かと過ごす時間も大事だが
ひとり時間を楽しむのも これからは大事だ

二人の時は二人時間を
一人の時は一人時間を
楽しむ

妻は子達や孫は目に入れても痛くないほど愛してる

でも 一緒には暮らさないと言う
俺も同じだ
自分たちは自分の時間を大切にしている

住む家があり
ご飯を食べられ
とりあえず健康でいる

頼るとか 頼らないとか
そんな頑なではなくて
心地よい時間を持ちたいだけ

独立した大人同士が
時間を共有する

いろんな形がある

いろんな形があっていいのではないかな

思う

60ってのは全てのしがらみから解放される年なんじゃないかな と

今年で65
自由ってのはいいものだ

あるものがあるがままで

自由

気持ち次第だろ






最新の画像もっと見る