いい季節だな
空気は乾いて 体が軽くなる
今朝は 空をずっと見ていた
美しいとは思わなかったが 雲の造形が見事で
たたずんで 見入っていた
いまどき ぼーっと突っ立って空を見上げてるじじいがいれば
人は 避けて通る
当たり前だ
自分は変わって来ている 多分
人の目はあまり気にしなくなった
年齢のせいだろうか 変わって行く自分が見える
小さく 個に戻って行く自分を見る
人がどう思おうと自分の日常は変わらず これも当たり前
他人様が自分を食わせてくれているわけもなく
他人様の保護や いつくしみのもとにいるわけでもなく
もし 羽があれば 思いっきり羽ばたいて 空から大地を見てみたい
俺はどのように見えるだろうか
多分 小さな埃の様な点にしか過ぎないだろう
地球はとても小さな星だが 自分にはとても広大な空間だ
生命は遺伝子の劣化を防ぐため 死と言うプロセスを生みだした
永遠の生命は個の劣化 ひいては種の絶滅を招く
賢いな まるで生命は 遺伝子は 意志を持っているようだ
個の存続を犠牲にして 種の存続を図る
命は 伝えて行くものなのかな
3人の子を作った 二人で三人生んだから １．５倍になる
だから と言って
自分の遺伝子が ずっと続くとは 限らないし
続く事がいい事であるとは単純には言えない
子達は本当の貧困を知らない
経験がないのだからしかたがない
今より さらに困難な時代がやってくるだろう しばらく
耐えられるかな？
浮き沈みがこの世の習い
それを 理解できるだろうか？
未来は 神仏ですら予測できない
未来は何時も決まっていない
予断や 予測や 運命論は 偏った未来を作る 期待してなかった未来を
人の意思は結構強いものだ
強い信じ込みはある種の現実の未来を作る事もある
信じず 静かに観察を続ければ 覚めたリアルが姿を現す
何かを信じる事は その何かの奴隷になる事だ
必要なのは 考え 判断し 決めると言う事だ
常に 自由に そうあって欲しい
そうすれば困難は薄らぐ事が多い
今夜は何言ってんだろう？
いい月だ
月があるから地球はバランスを保っていられる
月がいなくなれば地軸のバランスは崩れ生命は維持できない
不思議だ
全ては 持ちつ持たれつ
うまく出来ている
