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飛田新地

2011-09-28 20:22:15 | 散歩

 

 

中の島界隈は 歴史的建造物も多く

観光客の目で その雰囲気を楽しむ

しかし 歩いてる途中気が重くなった

何故だろうと 思っていた

阿倍野で降りた

巨大な 清潔なマンション群が建ち並び

その切れ間のなく 続く道を歩いて行った

サライで 見つけた 国の有形文化財である 鯛よし百番で奮発して五千円の料理を食う予定だった

少し道に迷い

ふと 開けた 

 

料亭の群れhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9B%E7%94%B0%E9%81%8A%E5%BB%93

飛田新地http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-833.html

 

自分の子供の頃に赤線は廃止されその姿は知らない

小さな各店には 昔で言う やり手婆がいて客を値踏みしている

明るい照明の下に 美系の子が足を広げている

普通に美人だと思う

昔で言う 上玉だろう

自分は金で女を買った事は無いし

若い頃軟派はしたが

金で女を買うと言う発想は無い

肌の触れ合いで 情がかようなんて事はありえないと思っている

心が通ってから 触れ合う それでわかりあえる

そう 単純に信じていた

ここは男の欲望に素直な街だ

ビジネスだが 女の怨念が漂う

この 重苦しさを感じながら

自分が過剰なレトロを期待したのが間違いだ

 

早々に 天王寺へタクシーを拾った

過剰な情念の漂う場所は 自分には苦手 そう 思った

大阪は 深い 手強い街

懐の深さをしみじみ感じた

 

でもカルチャショックを受けたのは事実だ

 

 



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