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AB19450916VIRGO
 

傘が無い 陽水の

2010-12-03 20:51:15 | 日記

今夜も一人

ご飯を用意した

明日は休日だから

おかずを作った

夕べの粥の残り

スズキの刺身

葱の青い先の方をぬたに 辛子酢味噌

春菊のおひたし

チーズ入り卵焼き

酒のあてには 十分

夕飯の後 PCを開く

 

こうやって youtubeの映像を拝借させてもらう

陽水

声に無理が出始めた

だからいい

人は 全盛期の ピークのその状態を最善と信じている

老いだけではない 挫折だけではない

崩れゆく様が 味わいである事を知らない

尖りきった先鋭さを過ぎ

鈍く 鈍磨し

その胡乱さと 醗酵した曖昧さと

このフレーズは50年前 50年後でも 今と人は感じる

そして 世の中 世界がどうであろうと

恋人に会いに行く傘が無い

それが 日常

65年生きて

楽しい事もあった

死ぬほど悔しかった事もある

生きてる意味なんてこの世の何処にあるなんて思った事もある

叶わぬ思いに絶望に落ちた事もある

真面目に努力してるのに何故?報われぬなんて思った事もある

矛盾だらけのこの世を壊してしまいたかった事もある

無力感で 身をさいなまれ 泣き通した夜もあった

言葉を尽くしてもわかりあえぬもどかしさに悲しんだ事もある

受け入れてくれる人を探して彷徨い続けた事もある

全てが嫌になり 死を考えた事もある

でも

これは

全ての人が

生きてゆく限り 

特別な事ではなく

誰でも通ってゆく過程なのだと

ふと 思う

冷たい雨に濡れ

傘が無いから

だから 濡れ凍えて

君に会いに行く

君は人生の別名

人生と言う名の君に会いに行く

永遠に君を求めて行く

人は闇夜を歩く

灯りが見つけられなくても

求め歩く事が

わからない

そう

わからない

それが正解だった

それでいい

わからぬと言う事を理解する

生きてれば 明日は間違いなく来る

それでいい

それだけでいい

そう思う

今夜は飲みすぎたかな

 

 

 

 



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