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AB19450916VIRGO
 

無慈悲もここまで来ると笑えない

2013-12-13 23:02:51 | 現代史観察日記

北朝鮮が 張成沢国防副委員長を処刑した
彼に繋がる 人脈も粛清される
個人崇拝 銅像崇拝 共産党崇拝の国ではよくある事だが
いよいよ北朝鮮も詰まってきたのだろうか

旧ソ連の ヨシフ・スターリンは言うに及ばず
ヒトラーは国家社会主義ドイツ労働党の党首であり その党の別名を国民社会党と言った
ヒトラーは 左派を代表とする 社会主義者であったのは事実

ファシズム理論を完成させたムッソリーニも 政治的ポジョションは左派である
女性解放 労働者の味方を経て 権力におさまり
革命的参戦運動ファッシ 国際主義参戦ファッシと言う組織を土台に表舞台に出て行った

歴史的に見て ナチズム ファシズムはその基礎を 労働者優位の左翼理論に置き
旧日本帝国は 皇国史観に基づく 列強のアジア植民地化への反欧米主義であった
その是非を 判断できるほど 自分は賢くない

だが 社会主義に潜む 危うさは理解できる
ヒトラーや ムッソリーニが どのような政治過程を経てあのようになったのか
歴史を調べれば 簡単にわかる事だ
そして 我々庶民が いかに賢くないかもわかる

社会主義は両刃の剣である
その使用法を誤り 自国の民族主義と結びつくと非常に危険な事になる
うまく使えば 国民の福利を高める
間違えれば 自民族 自己集団至上主義に陥入り 徹底的他者の排撃を行う
粛清はこの人たちには必然である 理解出来ないが

昔の中共の事例では毛沢東 劉少奇の確執がある
この手の政治集団やグループ組織は 
ある程度組織が固まると内部紛争を起こす傾向がある
所謂内ゲバである
北朝鮮のこの事例も 典型的事例である

改革の名のもとに 破壊行為を行う
実利的目標があれば救われるのだが
破壊の後の 安定した社会を考えていない
で とどのつまり 問題累積し 強権 独裁で 押さえつけるしか方法が無くなる

彼らは 彼らなりの理想社会を求めているのは理解できる
だが その主義主張から帰結するのは 独裁 混沌 疑念 そして内部崩壊である

日本でいえば 連合赤軍 オーム とか
民主 社民 維新 みんな 各党の混乱はその現実的事例の一つである

攻撃的な人を観察する
彼らは 単なる 永遠の反抗期なのか
放射能汚染や 震災復興や 日本の経済や 外交に対しての 具体的案を提供できるか
今の政権を凌駕できる 対案を提供できるか

単なる批判は馬鹿でもできる

案を出し 実行し 結果を得る
言葉では簡単であるが とても難しい事である
ただの反対であれば ただの無責任集団と思わざるを得ない
思いを 言うだけならば誰にでもできる
言った結果を出すのは 誰にでもできる事ではない

外交に関して 中朝韓は もはや敵でも味方でもない
話し合いすら難しい状態になっている
それ以下の 要注意の 観察対象国になってしまったように思える

何の目的でそのように行動するか 普通の常識を超えている
何をするか 予測が難しい 要注意国家群である
国民感情の高揚で 彼ら自身すら望まぬ展開が突発する可能性もある
それだけに 扱いには注意を要する
無用な接触は不測の事態を招く可能性がある

距離を保ち 静かに観察し 素早く事が小さなうちに対処する
これも 言うは易く 行うのは難しい

でも いつでも動けるよう準備だけはしておく必要がある
考えを変えれば親しくできるのに 頑固で面倒な人々だと思う


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