【化粧品製造の裏側:チューブ容器】
おはようございます。創業1958年の株式会社ローザ特殊化粧料(rosa603special)は、東京都で基礎化粧品の一貫製造を行っています。私は責任技術者の角屋由華でございます。
今週も私がこの仕事に従事して知ったこと「化粧品製造業だから知れた事実」つまり化粧品製造の裏側をテーマにお届けします。本日は、チューブ容器についてです。
化粧品の容器は、化粧水のような液体を入れるボトルやクリーム容器があります。またジェルなどは、チューブに入れることが多いです。しかし、チューブを購入するのが、メーカーさんだと印刷をかける5000本~が普通です。3000本~印刷をしてくれる会社もありますが、割高です。問屋さんだと販売も100本から対応してくれますがラベル対応になってしまうので、シワになりやすいです。キャップもスクリューキャップとワンタッチキャップがあります。また、充填の工程でエンドシールの有るものと無いものに分かれます。100本のように少ない場合だと口詰めと言ってキャップを外して充填します。数が多いものだとエンドシールの無いもので尻詰めと言ってチューブの後ろから充填して、ヒートシールで圧着するか超音波でシールします。写真の左側はヒートシーラー、中央は超音波シーラー、右は超音波シール+Rカットしたものです。右側は、見た目も綺麗で丁寧な仕上がりです。ちなみに総てスクリューキャップを使用しています。ご予算に関係してきますので、化粧品を作るときは何に妥協できるのか?ここだけは絶対に譲れない拘りをシッカリまとめておきましょう。そのような細かな点まで、ご一緒に考えるのが老舗企業ローザのマインドかもしれませんね。
▲化粧品製造の裏側:チューブ容器
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