【ヤナギも化粧品原料です】
おはようございます。東京都東久留米市の創業65年ウェルビーイングな化粧品製造業(rosa603special）角屋由華でございます。
12月にはいり、だんだんクリスマスムードになってきました。寒くなってきて暖房の効いた室内にいるとお肌の乾燥が気になります。肌について気になる点として季節ごとの上位に「乾燥」がランクインします。今回は、ヤナギからできたエキス原料での乾燥対策についてです。
セイヨウシロヤナギの樹皮より得られたエキスの主な成分は、フェノール性配糖体 （サリシン、サリコルチン、アセチルサリシン、ピ セインなど）、カテキン類、フラボノイド類が知られています。なかでもサリシン 2-(hydroxymethyl) phenyl β-D-glucopyranoside はヤナギ属やヤマナラシ属に多く含まれるフェノール性配糖体で、医学の歴史上最も重要な発見（アセチルサリチル酸）につながる成分であることが知られています。ターンオーバーでは肌細胞の成熟化（角化）が規則正しく行われなくなると正常な角質が生まれなくなり、乾燥肌や肌荒れなどの肌トラブルへとつながります。この原料は角化の正常化のためにPPAR-β/δという表皮の角化に関連する細胞内の転写因子の活性を高めることで角質細胞の防護壁CE（コーニファイドエンベロープ）の前駆体であるインボルクリンの生成を促進し、結果的にCEの生成も促進します。乾燥肌や肌荒れを改善し、キメの整った肌をもたらす効果が期待できます。
乾燥したお肌だと化粧ノリが悪くなると感じますが、３％配合でケアしたお肌の方がファンデーションのノリが良くなっていることが見受けられます。肌内部からの若々しい「肌のチカラ」を呼び戻して乾燥肌・荒れ肌を改善することが期待できる原料ですので、お気軽にローザに御相談下さい。
▲ヤナギも化粧品原料です
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