まるごとムサシ

ムサシ(14歳)とあんず(12歳)の日常です

ミラの恩返し

2008-11-25 17:08:19 | みー君のこと
今日は朝からずーっとみー君のことを考えていて
1年前の今日のことを書こうかな、と思ったんだけど
どうしてもできない。
まだまだ自分の中でけじめが付いてないみたいです。

メソメソしてても仕方ないので
みー君が元気だった時の思い出話をアップすることにしました。
私が旭川で一人暮らしをしている時のエピソードです。

ちょっと長いですけど、お付き合い下い頂ければ嬉しいです。


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猫というのは、家の中で何らかの悪さをするものだと思っていた。
爪を研いで柱に傷をつけたり、コードで遊んだり。
みー君は一切そういうことをしなかった。
たった一度の例外を除いて・・・。



その時私は悩んでいた。
自分の不注意で接触事故を起こしてしまい
愛車のボンネットが悲惨な状態だったのだ。

車両保険に入っていなかったため
修理費は全額自己負担である。
見積もりをとってもらったところ、結構な金額だった。

選択肢は3つ。
 (1)愛着もあるし、修理する。
 (2)そろそろお役ご免、思い切って買い換える。
 (3)かまわずそのまま乗り続ける。

とりあえず走ることは走るので
暫定的に(3)を選択していたが
このままではまずいよな・・・・。





その日、私は友人からの大事な連絡を待っていた。
その頃は、まだ携帯はそれほど普及しておらず
私は、留守電を聞こうと会社から自宅に電話をかけた。

「ツーツー」
と話し中の音が聞こえる。
あれ?番号を間違えたかな?
もう一度かける。
「ツーツー」
何度かけ直しても、話し中なのだ。

一人暮らしの私の部屋の電話がどうしていつまでも話し中なのか?
何だか嫌な予感がして
上司に事情を話して帰宅させてもらった。

部屋に戻ってみると
みー君が電話の側で寝そべっている。
その傍らには、はずれた受話器が・・・。
みー君が悪戯で受話器をはずしていたのだ。

なーんだ、そういうことだったのか。

ホッとして受話器を戻し、会社へ戻る途中
交差点の信号待ちで追突事故に遭ってしまった。
赤信号待ちでの出来事だったので
100%相手の過失である。
修理代は相手の保険で支払われる。

もしかして、これってラッキー?
私の頭の中で、選択肢(2)が大きく浮上した。

しばらくして、保険で支払われた修理代を頭金にして
私はピカピカの新車を手に入れた。
(ここだけの話・・・
 仲良くしてたディーラーのお兄さん
 修理代をかなり上乗せしてくれたの^m^)



私はこの出来事を「ミラの恩返し」と呼んでいる。
みー君が、背中を押してくれたのだと信じている。


「かーちゃん、そんなぼろぼろの車に乗っていないで
 新しいの買いなよ。
 ほら、ボクが手伝ってあげるからさ。
 ボクを助けてくれたお礼だよ」




親バカですよね・・・
どうぞ笑ってやってください・・・はい^^;


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今日は、みー君が大好きだったまぐろの缶詰と
わかさぎの佃煮をあげました。
ムサシがしっかり狙っています^^;




みー君を思い出しつつ・・・ャ`っとな
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