俳優ペ・ヨンジュンとSS501のリーダーキム・ヒョンジュンの来日を歓迎するため、羽田空港新国際線ターミナルのオープン以来最多の来訪者が殺到し、韓流の底力を見せた。
この日、羽田空港は二人の来日を歓迎するために早くから空港に殺到した約2000人のファンたちや、数十の日本のメディアが集まった。さらに、ファンたちの安全のために警備員や警察まで計300人余りが緊急動員された。
また、日本のテレビ局や新聞、雑誌の取材陣がペ・ヨンジュンとキム・ヒョンジュンの同伴入国のニュースを伝えるために殺到した。数千人のファンたちの歓声や日本のメディアの取材競争は二人の人気を実感させた。
現場にいたあるメディアの関係者は「韓流の始まりだった2004年、『冬のソナタ』のプロモーションのためにペ・ヨンジュンが来日した時も、羽田空港に5000人のファンが殺到していた。10年が経った今でも変わらない人気の中心に立っているペ・ヨンジュンと、新韓流のトップランナーであるキム・ヒョンジュン、彼らの同時来日に日本列島が熱くなっている」と現場の状況を説明した。
一部のファンは二人を見るために前日から羽田空港で入国を待っていた。それだけでなく日本以外にも中国、香港、台湾、アメリカなど各国から大勢のファンが殺到した。
特にペ・ヨンジュンは2011年の9月に盛況のうち開かれたドラマ「ドリームハイ」のプレミアムイベント以来、約2年ぶりに日本の公式の場に姿を見せるため、これまで訪問を待ち望んでいた数多くのファンたちが空港に集まった。
この日ペ・ヨンジュンとキム・ヒョンジュンは午前11時頃に羽田空港に到着し、キム・ヒョンジュンが先に登場してファンたちの歓声を浴びた。ペ・ヨンジュンはキム・ヒョンジュンに続いて登場し、明るい笑顔で手を振りながらファンたちの挨拶に優しく応じた。
当時二人は人数制限のため、空港の中に入れなかった3000人あまりのファンたちのために外に出て挨拶をしようとしたが、ファンたちの安全を配慮した授賞式の主催側や警察の要請によって、車の窓を開け、温かい挨拶を伝えた。ファンたちは二人が離れた後もすぐに移動することなく、空港で喜びを分かち合った。
二人が参席する「Korean Entertainment 10th Anniversary Awards in Japan」(以下「Korean Enta 10th Awards」)は日本の現地企業らが発足したKorean Enta Awards Japan事務局が主催し、ここ10年間の韓流の発展や拡散に貢献したアーティストのための授賞式だ。
19日午後、千葉の幕張メッセ国際展示場で開かれる「Korean Enta 10th Awards」には、二人以外にもユン・ウネ、キム・ジェウク、The One、Ryuらが参席し、TBSチャンネルとDATVで生中継される。