日本ジーンズ協議会は12日、“最もジーンズが似合う有名人”を決定する「第37回ベストジーニスト2020」の一般選出部門の受賞者を発表した。男性部門は歌手のジェジュン(31万4338票)、女性部門は女優の杏(10万1083票)がそれぞれ1位に輝いた。ツイッターでは「#ベストジーニスト」のハッシュタグがトレンドに入り、賑わっている。
毎年発表会を開催してきたが、今年は新型コロナウイルスの影響により、一般投票による「一般選出部門」のみウェブサイトで発表。一般選出部門では、総投票数82万811票が集まった。
男性部門の1位は韓国の人気歌手、ジェジュン。続く2位は中村海人(Travis Japan)という結果に。さらに、3位・高橋恭平(なにわ男子)・4位・宮舘涼太(Snow Man)、5位・永瀬廉(King & Prince)とジャニーズ事務所のタレントが2~5位にランクインし、上位を占めた。
一方、女性部門の1位は杏で、2位は中間発表で1位だったモデルで女優の新木優子。3位・北川景子、4位・新垣結衣、5位・山本美月と続いた。
この発表を受け、ツイッターには祝福や健闘をたたえる声が相次いだ。男性1位のジェジュンに向けては「おめでとうジェジュン!!なんかすごい嬉しいんですけど」「日本を拠点に頑張っていることが認められた証だね」」などの声。また、今年は恒例の発表会が行われないことを「授賞式ないのが残念」「かっこよくジーンズ姿で発表会でてほしかったな~今回は開催されないのね」と残念がるファンも少なくなかった。
女性1位の杏については「杏さんは納得です」「杏ちゃんベストジーニストいいね、納得」などのコメントが寄せられ、ネットユーザーをうなずかせた。抜群のスタイルで文句なしの受賞となったといえそうだ。
男性2位の中村もツイッターのトレンドになるほどの話題で、「中間発表から追い上げて2位!うみちゃん(中村の愛称)ほんとおめでとう~!」「海くん2位はすごいや~おめでとう」など、祝福が殺到。「中村海人くんはお顔がちっちゃくて足が長くてとてもスタイルがいいんです」とその魅力を語るファンもいた。
男性部門ではトップ10のうち、7人がジャニーズ事務所所属のタレントだったが、これについては「ベストジーニストの投票、男性陣はジャニーズ系の人気投票だなと実感していますね」「好きなアイドルに投票する賞じゃないんだぞ これじゃあんまり公平ではない気がする」「女性と男性の違いよ…」といった指摘も少なくない。「ベストジーニストは、これだけジャニーズのタレントがいるとそろそろアイドル部門を作らないといけないのではと思う…」といった意見もあった。
同アワードは日本ジーンズ協議会と岡山県アパレル工業組合が、ジーンズの良さを多くの人にしてもらおうという趣旨で実施。一般投票により男女1人ずつが選ばれる「一般選出部門」のほか、同協議会が選考して受賞者を決める「協議会選出部門」「次世代部門」がある。また、一般選出部門で3回受賞した有名人は「殿堂入り」として永久ベストジーニストとなり、選出できない。殿堂入りした永久ベストジーニストには木村拓哉、草なぎ剛、浜崎あゆみ、ローラなどがいる。