雑記

　　

　昨日のことです。fax のインクが切れたので買いに出かけたの
　ですがどうやら型が古すぎて既に製造中止になっていました。
　一度帰宅し新しいのを見に行こうと車の鍵の解除ボタンを押し
　ましたが反応がありませんでした。そこで鍵穴を探すと運転席
　側にしかありません。写真を見て頂ければ一目瞭然ですが普
　段は助手席から出入りしています。これは鍵の電池切れかも
　と思い隣町のカー用品店まで自転車で買いに出掛けましたが
　やはり無反応です。鍵穴で開けたドアの隙間から鍵を挿して
　みましたがやはり無反応。そこですぐ近くでいつもお世話に
　なってる自動車屋さんで聞いてみるとバッテリーが上がってい
　るのではということでした。ということはボンネットを開けねば
　解決しない。それには車内に入ってレバーを引かねばなりま
　せん・・・。開いた隙間から傘の柄を入れて引っ掛けようとしま
　したができません。そのうち選挙の投票に行かねばと思い出し
　後ろ髪引かれる想いで自転車に乗って出かけました。投票を
　終え駐輪場に戻るとそこには私の大好きな柴犬がお留守番を
　していました。若々しくよい顔つきのオスです。近づいて喉元の
　モフモフの毛並みをワシワシと触り「あーひさしぶりだぁ・・・」と
　その感触に瞬間酔いしれましたがそんな場合ではないと急ぎ
　戻りました。
　薄暗くなり少しでもドアの隙間が大きくなるようにハンマーで岩を
　砕いていると買い物に出かけていた両親が戻ってきてどれどれと
　やって来た母がするりと車内に入り込むやパカンとボンネットが
　開きました。あまりの急展開に驚きつつもおおはしゃぎする私の
　姿は気の効く冬の暗がりに包まれて近所の人には見られなかっ
　たことでしょう。

雑記

　　

　今朝はまずふたご座流星群をみるために早起きました。
　目覚ましが鳴る前に何度も目覚め結局は2時前に庭に出ました。
　はっきりと星は見えるものの薄く雲が掛かっている為、立体感が
　ないのが残念でしたが多くの流れ星を見ることができました。
　流れ星は地球に飛び込んでいるのでしょうが私には桜の花が散
　るように満開に咲く星がぽとりぽとりと散るように見えて空をいつ
　もより身近に感じます。
　写真は流れ星ではなくてぶれたオリオン座です。

雑記

　　

　以前はちょっとしたことですぐに「why（どうして、なぜ）の世界」に
　潜り込んでいました。たぶん思っているよりもずっと浅くて狭い
　自己世界。自己を見つめるという名目で現実を遮断する。

　　

　薄暗く静かな世界で現実を忘れるため懸命に考えるふりをする。
　自分を見つめるふりをします。悟りは一瞬ですぐに日常に埋もれ
　忘れてしまいます。そしてふとしたことでまたこの世界に戻ります。

　　

　答えも己も現実の中にあります。「why」ではなく「how」。
　現実に「なぜ」ではなく「どのように、どうやって」対して行くかを考える。
　その先にあるのは実行。これが一番の特効薬です。
　来年に向けた自戒のための忘備禄。

出店の報告

　　

　三重県津市で開催されました笑市に出店しました。心配した天気には
　恵まれましたが丘の上という立地ゆえか強い突風が吹き荒れ、出店
　場所を広場の真ん中から建物の際に変えて行なわれました。

　　

　出店者さんもよい方々で特に主催の方たちにはこちらが申し訳なく思う
　ほど気を使って頂き今年最後の出店を楽しく過ごすことができました。
　主催、出店作家の方々そしてお買い上げ頂いたお客様ありがとうござ
　いました。

　さてさて、搬入時間が9時からで所要時間が2時間半。1時半過ぎに出発
　した私の目的はといいますと

　　

　海岸。ではなくお伊勢参りでした。予定通り津に到着後さらに足を伸ばして
　伊勢に向かいました。まずは外宮へ参拝開始時間の5時5分前に到着。
　駐車場には2台ほど車が停まっています。時間になると守衛さんが柵をどか
　してくれました。ぽつんぽつんと立つ灯篭の灯りを目印に参道を進みます。
　先を行く人後を進む人の砂利を踏む音が遠くから近くから聞こえてきます。
　独特の雰囲気の中緊張したのか作法を間違えてしまい反省しながら15分
　ほどで車に戻りました。そして今度は内宮に向かいます。

　　

　森の中の長い長い参道をやはり灯篭の灯りを頼りに進みます。人影は全く
　なく独り私の立てる足音が聞こえるだけです。正宮に向かう長い道のり自体が
　祈りであったかのように最後に石段を登って参拝する段になると何やら心落ち
　着いたような気がしました。ただ、欲張りな私のことゆえにあきれられるほど
　たくさんのお願いをしてしまいました。反省。

　　

　もちろん欲張りな私のことですから参拝が終われば次の目的地に向かいます。
　うっすらと明るくなった松阪市の大淀海岸を神聖な宮を詣でた後とは思えない
　欲にまみれた目付きで歩きます。血走った目を上にすると陽が昇ってきました。
　熟れた柿かトマト、落ちる間際の線香花火の芯の様な弾力のある生命力に
　満ちた赤。

　　

　太陽は先ほど私が参った伊勢の方から昇ってきます。そして内宮の祭神は
　天照大神です。高度を上げた太陽は力を強めまっすぐ私の方に向かい我が
　物欲煩悩を焼き尽くしていきました。

　　

　私は両手に持っていた貝殻を「生まれた場所にお帰りなさい」と、そして研かれ
　足りないガラス片を「もう少し修行しなおしてきなさいな」と海に返してあげました。
　そして生まれ変わったような清々しい心持ちで出店会場に向かったのでありました。

　　

　今回の収穫です。初の伊勢湾岸でしたが貝殻の量が豊富で欲しいものはありま
　せんでしたが歩くのがとても楽しかったです。期待していたウニの殻は欠片も
　見つけることができませんでした。伊勢よりもっと奥のほうへ行かねばならないの
　かもしれません。

出発

　只今1：13。外からは雨音が聞こえてきます。
　今回の搬入時間は9時で会場の津市までは多分2時間半
　ぐらいだと思います。とすれば出発は6時過ぎでよいのです
　があえて2時に出発します。
　長良川岸の堤防道路をひらすら桑名まで下ります。その後は
　Ｒ23で津まで進む予定。岐阜は時々雪の予報が出ています。
　帰りが少し心配です。