88beeHive's blog

ステンドグラス作り人の出店と散歩の記録

道行き 4

2015-04-30 19:14:53 | 旅路
   

  搬出を終え6時過ぎに帰途に着きました。4時間ほど走った所で眠気に襲われ
  3時間ほど仮眠をとって後はひたすら走ります。行きと変えて少し遠回りに
  なり峠道を2箇所通らねばなりませんが富山を過ぎ金沢に出て前の週にも
  走った大野九頭竜を越えて岐阜県に入るルートをとることにしました。

   

  大野市のいつもの場所で休憩するつもりでしたがいつもは真っ暗な街中に
  明るい看板の灯りがぽっかりと浮かんでいるので迷うことはないのですが
  早朝とはいえ太陽が昇って明るい風景が記憶と結びつかず辿り着けません。

   

  しかも自宅を目的地にしてあるナビが寄り道を許さず行きたい場所と違う
  方向を指示するので余計に混乱します。そのうち越前大野城に着いてしま
  ったので久しぶりに登ることにしました。

   

  登城の道は燃えるような若葉でとても華やかです。所々ヤマブキの花が
  咲いていてさらに賑やかになります。早朝の散歩に大野城を登る方も
  みえます。

   

  麓の方からブラスバンドの早朝練習なのか音楽が昇ってきます。
  こうみると大野市街は結構大きいように見えますが夜は怖いくらい
  真っ暗で人の姿がないんですよ。(小声)

   

   

   

  城郭ついての知識はないので個人的な感覚ですがとても風格というか品の
  あるお城構えであるように感じました。

   

   

   

  岐阜県外で一番多く立ち寄る街のいつもと違う風景を見ることができました。

道行き 2

2015-04-29 20:19:37 | 旅路
   

  前日搬入が4時からなので少し仮眠をとってから鶴岡市街を歩くことにしました。
  旧鶴ヶ岡城跡である鶴岡公園の堀です。桜は散ってしまったようで公園内では
  桜祭りの後片付けで看板や飲食小屋の方付けをしていました。特に石垣も無く
  城を感じることはできませんでした。米沢上跡も以前見ましたが多分石垣でなく
  堀と土塁という様式が東北地方では普通なのかもしれません。なので城という
  より政庁という感じがします。

   

   

   
  
   

   

  鶴岡の市街も寂しげで平日であったとはいえ、見かけるのはお年寄りばかりで
  不安になります。

   

  城下町だけにうなぎの寝床です。

   

  所々大きな木が残っていて街の歴史の長さを感じさせてくれます。

   

   

  鶴岡駅前です。それにしても人がいません。明日のイベントは大丈夫だろうかと
  さらに不安になります。

   

   

  和風の門に洋式の教会とこいのぼり。保育園なので子供たちの元気な声が
  聞こえてきました。

   

  12時を過ぎていたのでネットで調べた盛りが凄いと評判の食堂へ向かいました。
  店内に入るや若い男性がお盆のような皿に盛られたカレーを食べていました。
  これは大盛りとか特盛りであろうと思い、これはちょっと無茶だと看板の鳥の
  から揚げが3つのっているというから揚げカレーを注文しました。
  そして、運ばれてきたのは・・・。

   

  さっき見たおぼん皿のカレー、しかも大きなから揚げが6個・・・。
  絶対に残さずに完食すると誓い食べ始めました。甘めのルーに塩を軽く振った
  軽い味付けのから揚げだったので何とか食べきることができました。
  東北の街に大食いの「欲」を捨ててきました。これからは腹八分目、美味しいもの
  身体が求めるものを適量よく味わって食べることにいたします。
  その日の夕食は抜きました。

   

  イベント初日が終わった後仕事を終えた友人(思い出カテゴリーに登場)が仕事を
  終えて尾花沢からやって来てくれました。外で飲み、ホテルの部屋で飲み楽しく
  過ごせました。遠慮なく話ができるので自分だけが辛い、苦しい訳じゃないことを
  実感させられ、自分の甘さを痛感すると共に頑張ろうという思いも湧いてきました。

   

  想うこと、考えることはたくさんあったのですが、風景や土地になにか引っかかり
  なくスルリと過ぎてしまったような気がしました。  

道行き

2015-04-29 19:07:52 | 旅路
   

  岐阜を出てちょうど12時間で山形県に入り、午前2時半に会場まで3.40キロぐらいの
  道の駅に596キロで到着しました。そして3時間ほどの仮眠の後外に出て初めて眼に
  した風景がこちらです。波は穏やかで日本海の荒波を微塵も感じさせません。「うむ
  我が栄光の日にふさわしい穏やかさである。」と、これまでの苦難を思い出しながら
  やっと報われる日が来たとまだ太陽を浴びておらず落ち着いた色味の海原をしばらく
  眺めていました。

   

  出発してからトイレと食事以外休むことなく12時間走り続けたのはもちろんまだ誰にも
  荒らされていない海辺のお宝たちを全て根こそぎ独り占めするためなのである。疲れ?
  欲に目のくらんだ私は微塵にも感じていませんでした。

   

  さぁ、「東北の海の実力とやらを見せてもらうとしようか。」早くも砂浜を見つけ
  足取り軽く歩き出します。

   

  ああっ、何度砂浜を見つけ車を寄せたことだろう。
  あああ、何キロの海辺を歩き続けたのだろう。
  ・・・、なぜ、ウニの殻は一つとして落ちてないのだろう。
  北上するごとに貝殻すら見つけられなくなる。
  ああ、きっとこれは夢に違いない、まだ仮眠中なのだ。

   

  悄然と歩いていると波際で引き波にあわせて網を出し足をばたばたしている姿を
  見つけました。声を掛けてみるとかごの中を見せて頂けました。

   

  小さなえびのようなもので釣りのえさにするそうです。
  それにしても打ち寄せる波の中にこんなにえびがいるとは。
  ウニの殻は一つも落ちてないのに・・・。
  東北の海に「欲」を一つ捨ててきました。これからは眼を上げ広い水平線を眺め
  煌めく海原を愛でながら砂を踏む感触を楽しむことにいたします。
  めざせ!ウニの殻長者編 完

出店の報告

2015-04-28 19:47:41 | イベント
   

  鶴岡クラフト・フェア in 小真木原に出店しました。

   

  第1回目だったのでお客さんに来て頂けるか心配でしたがゆっくりめでしたが
  たくさん来て頂けました。

   

  開催前日に1日中強風が吹いていて心配しましたが開催中はよい天気で暑いく
  らいでした。実際は風は吹いていたようですが場所が雑木林の奥だったのが
  幸いしたようです。

   

  遠く離れた場所での出店でしたが顔見知りの作家さんも多く来られていたので
  心強く出店できました。
  お買い上げ頂きましたお客様ありがとうございました。

   

  東別院てづくり朝市に出店しました。

   

  天気もよく半袖で過ごせる陽気でした。先月の桜の花の下での出店が遠い昔の
  ように感じられました。お客さんも連休前なのか軽やかな雰囲気でした。

   

  今回はお隣の出店者さんやお馴染みの作家さんとも話せて楽しく過ごせました。
  不思議なことに山形帰りの疲れがまったくありません。元気です。
  お買い上げ頂きましたお客様ありがとうございました。