カナブン

　　　

　　メダカを飼っているカメを覗き込んでいたら忙しない羽音と共に頭に何かが
　　軽く当たり襟に落ちたようなので手で払うとカメに植えてあるスイレンの葉
　　の上に金色のカナブンが落ちました。彼は態勢を整えると飛び立ち水の中
　　に落ちました。

　　　

　　そして再び這い上がるとまた水の中に飛び込んでいきます。不思議に思い
　　水から上がってきた姿をよく見てみると頭にクモの糸が絡み付いていました。
　　前足で頭をしきりに撫ぜています。そしてまたもやジャンプ !

　　　

　　葉に登り、頭を撫でるときれいに2本の触覚が立っていました。重めの羽音が
　　響くや今度はカメの外に飛んでいきました。
　　水に浸けるか飛び込む衝撃で取れると知っていたのでしょうね。感心感心。

雨後の花

　　　

　　作業中ラジオから「梅雨の合間の晴れ」という言葉が聞こえてきて
　　「えっ？梅雨なの?」と調べてみると駒ヶ根出店中に梅雨入りして
　　いました。戻ってくると子供さんが無事見つかっていたり、3日間
　　情報に触れていないと知らずに済んでしまっていることがあるかも
　　しれないと思いました。

　　　

　　シャラ( 夏椿 ) の花が咲き始めました。

　　　

　　名前の如く披露を終えると花ごとポロリと落ちます。

　　　

　　

　　キキョウの花のつぼみも膨らんできました。ポンとは開かず切れ目に
　　沿って一枚ずつ開いていきます。

　　　

　　気がついたら「夏」なんてことがないようにしなくては。

雑記

　　　

　　昨夜のこと。ブログを書き終えいつもの如く夜の散歩に出かけようと
　　外に出ると「せっかく若返ったのだから走ることにしよう !」とにわかに
　　メガネを掛けたまま(遠い所は見えないままなので)思い立ち走り出し
　　ました。

　　　

　　しばらく走ると汗が滴ってきたので眼鏡を外してみました。私は気が小さい
　　せいか周辺がはっきり見えないことに強い不快を感じてしまいます。なので
　　眉を寄せたり眼を眇めたりして眼の周りに強い緊張を与えて少しでも視界を
　　よくしようとします。きっともの凄い顔をして走っていたことでしょう。

　　　

　　しばらく走った後、ふと「もうはっきり見なくていいや」と思うと目の周りの
　　緊張が解けて心地よくなり、そしてほんの一瞬だけでしたが世界がとても
　　軽やかで広いもののように感じられました。
　　「こうあるべき。こうすべき。」という意識を棄てることができた眼で見る世界は
　　きっと違ったものに見えるのかもしれませんね。

不思議

　　　

　　高校生の時にメガネをして以来、雨の日も風の日も雪の日も、そして
　　桜散る季節紅葉散る季節もレンズを通して経験してきました。

　　　

　　もちろん我が製作物もそうでした。が、今週作業を始めたらぼんやりとして
　　手元がはっきり見えません。顔を寄せても像は滲むばかり。

　　　

　　以来高校以前のようにメガネ無しで作業しています。
　　不思議ですねぇ、若返っちゃった。

　　　

　　「88beeHive の作品は眼鏡を使用せず、素眼で製作されています。」
　　　なんか高級感が増した気がしませんか？

花

　　　

　　ドクダミの花が盛りを迎えています。

　　　

　　同じ種でも一重と八重ではこんなに違うのですね。

　　　

　　　

　　　

　　朝5時に散歩に出るのですが既に日が昇っていて寝坊したみたいで
　　ありがたみがありません。少し前までは真っ暗だったのに・・・。