ロシアで学ぶ万年学生の越冬生活

日々思った事を、徒然なるままに書いていきます。

もうモスクワの朝は暗い

2009-10-02 13:02:20 | Weblog
サマータイムの影響か朝の良い時間になっても薄暗い。
7時ぐらいまでは夜中と同じだ。

1週間目になったモスクワ留学生活。

それだと言うのに、未だに滞在登録は済んでいないしパスポートも戻ってきていない。大学在学証明書とパスポートのコピーを持参しているが、外出する必要がある為、気が気ではない。

昨年の金融危機以来、モスクワの治安は悪化していると聞いているからだ。

1週間前の留学当日の事も書いてはいるのだが、まだ下書き段階。


今週は外国人向けロシア語の授業開始と今日からは晴れて、ロシア人学生に交じっての言語学の授業を受ける。到着した早々、来週は文法事項の確認テストがあると言う。最悪・・・。

今週月曜日には日用品と調理器具を買いに、モスクワで最近売り上げを伸ばしている大型モールに買い物に行った。予想よりもかなり出費を抑える事ができ、善哉善哉。

ロシア到着後、病中の体調不良から来る体力低下。そして毎度の事だが、ロシアの床の凸凹、傾斜からくる乗り物酔いに近い状態がしばらく続いていた。寮の部屋の床も傾斜があるのだ。日本の建物基準がどれほど素晴らしいかを心底痛感した。

体力低下、そして疲れを癒さずにモスクワ郊外へ遠出をした週末の影響からか、疲労が重なっていた。お腹は減るが食欲が無い状態が続き、自炊可能な体力と食欲が出たのは今週の月曜日から。

火曜日はロシア語実力診断テストと午後2時から映画を教材とした授業を見学した。今度の勉強や研究作業に支障が起きない範囲で授業を選択しようと思うので、会話練習と文法の授業は必要不可欠だと思うが、正直、映画の授業を選択するかは迷っている。

水曜日は知人と会食。会食中知人の彼女も参加し、日本旅行の写真を見せられる。仲睦まじいカップルを見て妬みを感じずに、こちらも気分が温かくなったのは成長した証拠だろう。彼らは25歳前後なので、もはや人にあてるような幼い付き合いはしていない。今度の週末にシャシリクでもやろう、友人を紹介したいと言ってくれた。どうぞこちらこそ大歓迎である。

火曜日と水曜日の晩に少々問題があったが、何事もなく無事に解決。
水曜日の晩の問題解決が済んだのは木曜日の朝方になってからだったが、終わりよければすべてよし。(詳しくはMixiに面白おかしく書いておいた。)

本日は金曜日、朝10時からの言語学部の授業に参加する。そして今日は一週間の記憶の整理の為に朝からブログ編集である。日本との時差は5時間なのを考慮して、朝7時10分頃に、札大の大矢教授の宛てに電話をかけた。

モスクワ到着そして、勉強状況など1分ぐらいの時間で手短に伝える。
10月20日頃に教授も毎年参加している学会出席の為、ロシアへ渡航との事。
現地で会いましょうと約束をし、後で連絡手段やこちらでの携帯番号をメールで送信するように言われた。


明日は宿題と勉強をしたいので、できるならば人の誘いを断りたい。

日曜日は1年以上前から仲良くしているアメリカ在住ロシア人友達の実家へ招待されている。彼女自身はニューヨークにいるのだが、家族と妹はモスクワにいるのだ。親日の家族で、父親は日本酒が大好きとの事なので、日本から酒を持参しているからプレゼントするつもり。彼女はМГИМО卒業後、МГУ大学院へ進学し、卒業。彼女の妹はМГУの学生と言うとんでもないエリート一家なのだ。ふんだ!こっちだってМГИМО、МГУと共にロシア教育界に名を轟かす大学に留学中だ。


東京で言ったら、東京外語大、東大、一橋大学ぐらいの差しかないじゃないか。



と、強気発言をしたところで寮の日本人留学生は東大院、東京外語大の学生で自分だけが私立大学院からなのを思い出す・・・。



ここまで書いたところで、朝8時になった。
外もようやく明るんできたのでそろそろ授業の準備と朝ご飯。


そろそろ空腹や寒さで目が覚める日々が終わり、暖房が入ってくれる事を切実に願う。いい加減、部屋の中が寒い。