子育て雑考

すっかり春休み
子供たちは毎日朝寝坊
仕事は当然休みだし朝のこの時間だけはパラダイス

…そんなわけでつらつらと思いついたことを…


この間の兄ちゃんの卒業式に参列しながら
ぼんやりと考えていたのは
私にはもう一度この席に座るチャンスがあるんだな…ってこと
それどころか、もう一度入学式からやり直しがあるんだなって。

チビと兄ちゃんは8つ違い
世の中は２つ３つ違いの兄弟が多くて
私もそういうのを期待していたしうらやましく思ったりもするけれど
年が離れている分ゆっくり子育てはできるなあとは思ってる
でも実際にＰＴＡ活動やら授業参観やら考えると
12年間別々に通わなけりゃならないし
その先も長くて長くて…

でも兄ちゃんの友達のお母さんたちは
これでもう小学校に来ることもない人がたくさんいて
「バンザ～イ」っていうところもあるだろうけれど
反面さみしいこともあるんだろうなあって


以前ある人に
「まだまだ子育てができてうらやましいわ」って言われたんだけど
その時は「いや～長くてうんざりだよ」って思った
でも今なんとなくその気持ちがやっとわかる気がする


兄ちゃんの手が離れてお世話をすることはどんどん少なくなるけれど
娘はまだまだこれからもおしりを追っかけて回らないとならない
子供が離れていく寂しさがくるのがまだまだずっと先だってことは
きっとそれはそれで幸せなのかなあ…って


子育てを早く終わりたい
自分の自由になる時間がほしい

普段はそんな風に考えることが多いけれど
子供たちが巣立って
何も手を掛けるものがなくなるって事は
やっぱりかなり寂しいものなのかもしれないなあ…って
なんとなくしみじみ…

そんな風に考えられるのも
今が寂しくなくて幸せだからなんだろうなあ…
今この時を大切に感じながら暮らさないといけないよね




…なんて…