あたしはごん太~どっぷり主婦生活~

お気楽に見えて案外ナーバスな主婦のつぶやき

母の命日

2007-08-31 | Weblog
昨日母の命日
5年前の昨日、前夜からの熱で突然逝ってしまった
「何で死んだかな」
父の口癖
私の心の中でもホントはいつもつぶやいてる
きっと当の本人の母もつぶやいてる

母が亡くなった時友達が励ましのメールをくれて
その時のフレーズに
『あなたの大好きなお母さんが亡くなって・・・』と
その言葉に初めて母が『大好き』だったことに気づいた
姉妹のように年中一緒に出かけて話して一緒にいたのに
そういう言葉で表現されると思ってなかった
親ってそういうものなんだと思う

子供にとって親は不死身の存在
亡くなるって事がわかってなかったな

『それでもいないことが普通になってくんです』
先にお父さんを亡くした後輩が教えてくれた
毎朝仏壇に手を合わせる生活が普通になって
今や母の暮らした家はない
いないことが当たり前になってる
でもやっぱり今でもいないことは寂しいな

母がなくなってから生まれた娘を母に見せたかったな
「俺がお婆ちゃんのことはあーちゃん(妹)に教えてやるよ」
そう言ってくれる頼もしい息子も母に見せたかったな
この家に一緒に暮らしたかったな
まだまだ一緒にいたかったな

『千の風になって』
あの曲を紅白で初めて聴いたとき
母がささやいているようで涙が止まらなかった
きっとあの曲で救われた人はたくさんいるんだろうな・・・

亡くなってしばらくは母が寄り添っている気がしていたけれど
一周忌の時にうれしそうに階段上がっていってしまってから
すっかり母の気を感じなくなってしまった
『あの世』ってあるんだなって思う
どうやら後から行ったお婆ちゃんと楽しくしてるらしい

昨日は久しぶりに弟も一緒に墓参り
娘も当たり前のように墓前で手を合わせる
そんな姿母は笑って見ていてくれたかな



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1 コメント

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五年たつんだね・・・ (ふーま)
2007-09-03 15:11:10
まるで天国の風景のような、菜の花畑の中で笑っているお母さんの姿。
さよならしてから改めて気づかされることって多いよね。
私も実体験でつくづくそれを思い知らされました。
ごんたはお母さんと本当に良い関係でいられたんだね。
お母さんも幸せだと思う。

音楽の力ってすごい。
最近いろんなアーティストの歌・特に歌詞が染み渡ってきて勇気をもらったり共感して涙したりすることが多い私。
『千の風になって』には私も助けられたなぁ・・・。

それにしてもお兄ちゃん、頼もしく成長しているね



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