博単者[HAKATANMON]

博多での単身赴任サラリーマンの日常と壱岐高校野球部を応援するブログです。

全国高校野球選手権長崎大会:大会展望/シード校軸に混戦 Dパート激戦必至 創成館、4大会制覇なるか

2012-06-22 08:45:16 | Weblog
 創成館が昨秋、今春、NHK杯の県内主要3大会を制してきたが、総合力で「絶対的」といえるチームはない。昨秋の九州大会で4強入りした創成館が、悲願の甲子園切符を獲得できるか。4年ぶりの優勝を狙う清峰、主要3大会で4強入りしている波佐見、昨秋の九州大会に出場した長崎日大、主要3大会でいずれも創成館に惜敗した佐世保実などの実力校が、どれだけチームを仕上げてきたか。シード校を中心にした混戦が予想される今年の県大会。各パートの見どころを紹介する。

 Aパートは創成館が一歩リード。投手陣は右横手の兒玉、2年生で右上手の大野の二枚看板で、守備力は県内随一といえる。NHK杯長崎地区を制した瓊浦は2年生左腕中尾を中心に堅実さが持ち味。高校通算25本塁打の主砲浦里を擁する九州文化学園、攻守両面でまとまってきた佐世保高専、諫早なども力がある。

 Bパートは長崎日大と佐世保実が軸。長崎日大は正林、石場、上野ら強打者が並び、県内トップ級の攻撃力を誇る。2年生左腕福田も安定感が増してきた。佐世保実は木村、木下の両左腕が充実。主軸の松山は県内屈指の好打者だ。189センチの左腕西川を擁する佐世保工はダークホース的存在といえる。

 Cパートは波佐見、長崎商が有力。波佐見は最速140キロ超の左腕桃田を中心に守りが堅い。打線の奮起次第では、一気に頂点へ駆け上がる可能性もある。長崎商は右横手の楠田、左上手の森内が成長。楠田は183センチの長身から切れのある変化球を投げ込む。長崎南、島原農、大村工、壱岐などがシード校を追う。

 Dパートは激戦区。清峰は久保、南田、豊村、小畑ら長距離砲が並び、左腕荒木雄ら投手陣も整備してきた。順当ならば2回戦で、本格派右腕奈切を擁する総大付と対戦する。海星は50メートル5・8秒の江越らが機動力を生かして勝負。昨年4強の西陵、長身右腕内田が軸の長崎南山、小浜なども上位に絡む力を備える。

長崎新聞6月22日掲載記事
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