渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催中の
『ロマンティック・ロシア』に行って来ました。
ロシアに所縁のある画家と言えば、シャガールや、
カンディンスキーあたりしか頭に浮かばなかったのですが、
いやぁ、当たり前なのですが、沢山いますね。
今回の、この『ロマンティック・ロシア』で再認識。
しかも、シャガールやカンディンスキーが近代の人であるからか、
前衛的な作品なので、この展覧会で見られたような、
落ち着いた作品が沢山ある事にも驚き。
って言うか、当たり前ですよね。
いくつか印象に残ったものを。
アレクセイ・サヴラソフの《田園風景》や、
イリヤ・オストロウーホフの《芽吹き》なんかは、
どこかしらバルビゾン派に通じるような感じ。
緑の風景が美しいです。
あと、いまの季節が秋・・・、いや12月なので冬になりましたが、
秋を描いた作品も見事。
グリゴーリー・ミャソエードフの《秋の朝》なんか、
秋の紅葉の感じがまぶしいです。
ロシアと言えば、冬?
ワシーリー・バクシェーエフの《樹氷》には、
凍てつく冬の空気を感じました。
面白かったのは、パーヴェル・チスチャコーフの
《ヘアバンドをした少女の頭部》
かなりリアルな写実的な作品なのですが、
頭にヘアバンドを巻いた少女つながりで、
フェルメールの《真珠の耳飾りの少女》
(A.K.A.《青いターバンの少女》)を思い出したのは、
秘密です(笑)
もちろん、ポスターやチケットにもなっている、
イワン・クラムスコイの《忘れえぬ女》も忘れてはいけません。
上から見下ろされてしまって、まさにクールビューティと言うです。
いやぁ、ロシア絵画、良いですね。
このBunkamuraザ・ミュージアムで恒例の?
撮影スポットは、今回もありました。
ロシアのキャラクター、チェブラーシカとの共演でした。
名称 | 国立トレチャコフ美術館蔵 ロマンティック・ロシア http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/18_russia/ |
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会期 | 2018/11/23(金・祝)-2019/1/27(日) |
会場 | Bunkamura ザ・ミュージアム |
当日観覧料 | 一般1500円、大学生・高校生1000円、中学生・小学生700円 |
開館時間 | 10:00~18:00 毎週金・土曜日は、10:00~21:00 ※何れも入館は閉館時刻の30分まで |
休館日 | 2018/11/27(火)、12/18(火)、2019/1/1(火・祝) |