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東京藝術大学大学美術館 『法隆寺 祈りとかたち』

トーハクの『キトラ古墳壁画』展からハシゴで、
東京藝術大学大学美術館で、今日から開催の、
“東日本大震災復興祈念・新潟県中越地震復興10年”
『法隆寺-祈りとかたち』
に行って来ました。

お昼すぎに行ったんですが、こちらはトーハクと異なり、
まぁまぁな客の入り。
落ち着いて見ることが出来ます。

音声ガイドが、竹下景子さんと言う事で借りてみました。
滑舌も良く、聞き取りにくいということは特に無し。
経験の差ですかねぇ。
大島、ここまで来れるようにガンバレ(笑)。

展示的には、法隆寺の宝物ばかりかと思いきや、
そうでもありません。
日本画なども展示されています。
また、この展覧会は、東日本大震災復興祈念と
新潟県中越地震復興10年を記念した展覧会と言う事で、
仙台と新潟にも巡回するんですが、ここ、
東京藝術大学大学美術館でも開催されるのは、
明治期の廃仏毀釈運動の際、古寺社の調査を行い、
その保護に務めたのが岡倉天心と言う事に
関係するようです。
日本画が展示されているのも、そういう理由かも。

国宝目白押しですよ。
吉祥天立蔵と毘沙門天立像は見もの。
これが、1000年も前のものだとは思えないです。
それ以外にも、1000年位立っているものが沢山。
さすが、法隆寺。

法隆寺金堂壁画の模写は、東京藝術大学にとっても、
エポックメイキングなんですかね。
それに因んだ展示が結構分量ありました。

展示を見た後、初日ということで、
法隆寺管長大野玄妙氏の記念講演があるようなので、
会場に行ったんですが、なんと満席で、立席のみ!
1時間近くたってまま聞いているのは辛いので、
残念ですが、記念講演は断念。
迂闊でした。
そんなに人気があるとは思わなかった。









名称東日本大震災復興祈念・新潟県中越地震復興10年
法隆寺-祈りとかたち
http://horyuji2014.jp/
会期2014年4月26日(土)~6月22日(日)
会場東京藝術大学大学美術館
当日観覧料一般1500円、大学・高校生1000円、中学生以下無料
開館時間10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日毎週月曜日、5月7日(水)
※ただし、4月28日、5月5日は開館
巡回展終了 2014年3月1日(土)~4月13日(日) 仙台市博物館
2014年7月5日(土)~8月17日(日) 新潟県立近代美術館


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記念講演を断念し、時間が浮いたので、
東京藝術大学大学美術館陳列館で行われている
「別品の祈り-法隆寺金堂壁画-」
に行ってみました。
法隆寺金堂壁画推しですね。
文部科学省のCOIプログラムにも採択されているようです。
大学の研究と言う事で、受付は学生さんが行っていました。

これは、1949年に焼損した法隆寺金堂壁画の焼損前の姿への復元と
8K画像に寄る、超高精細映像表現作品。
超高精細映像表現作品では、金堂壁画が動いていました。

いや、それにしても、復元画は、中々見事でした。
それと、幾つかの壁画は、実はひっくり返すと、
一致する様でビックリ。
これは、書き写したということですよね。

ちょっと大学っぽいと思ったのが、室温。
2階で感じたんですが、ちょっと暑かったです。
この陳列館、エアコンが無い?あるいは、効きが悪い?
単に、4月だから、まだエアコンが入っていなかったと言う
事だけならいいんですが、まさか本当にエアコンがないとしたら、
夏場は、どうなるのか?








名称別品の祈り-法隆寺金堂壁画-
会期2014年4月26日(土)~6月22日(日)
会場東京藝術大学大学美術館 陳列館
当日観覧料無料
開館時間10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日毎週月曜日、5月7日(水)
※ただし、4月28日、5月5日は開館
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