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東京・春・音楽祭 2019 『昼下がりのアルゼンチン・タンゴ~タンゴ史に輝く古今の名曲を集めて』

東京・春・音楽祭開幕!

と言う事で、今年は、
「昼下がりのアルゼンチン・タンゴ~タンゴ史に輝く古今の名曲を集めて」
から参戦です。
なんかねぇ、“タンゴ”と言うキーワードに引かれたんですよねぇ。
なんか、喜怒哀楽色々あるとは思いますが、
何となく、楽しくなりそうな気がしてね(笑)

会場は、旧東京音楽学校奏楽堂。

上野公園の、藝大側の端っこです。
一度、入ってみたいと思っていたんですが、
良い機会になりました。

開場は1430時、開演1500時。
それまでは、上野公園や、黒田記念館を冷やかして時間つぶし。
天気予報では、不安定な天気で、雨が降るかもと言う事でしたが、
気温は、まぁまぁ寒いものの、ここまでは、時には晴れ間も見えるなど、
雨の雰囲気は感じません。

開場時間になって中へ。
明治23(1890)年に建てられた建物なので、“バリアフリー”と言う
概念がありません。
結構、お年寄りの観客が居たのですが、階段を登るのが大変そうでした。
エレベーターって、無いんだな。

100年以上経った建物ですが、ホールの座席は、今のものに改修されています。
今日は、ちょっと肌寒かったのですが、ホールでは暖房が大サービス。
むしろ、ちょっと暑い位でした。

さて、今日のコンサートの出演は、以下の方々。

小松真知子&タンゴクリスタル
 ピアノ:小松真知子
 バンドネオン:北村 聡
 バイオリン:専光秀紀
 バイオリン:宮越建政
 ベース:田辺和弘
ボーカル:KaZZma※
ボーカル:小島りち子*

ボーカルの人も出るとは、思いませんでした。
って言うか、事前に調べておけと言う話もあります(苦笑)

曲目は、以下です。

ベリンジェリ:コンパドリータ・ミア
コジャーソ:ママ、わたし恋人が欲しいの*
デ・カロ-ラウレンス:マラ・フンタ(悪い仲間)
デ・カロ:ブエン・アミーゴ(良い友)
ガルシア-ゴメス:月の今宵※
スタンポーニ:いつまでもここに*
ピアソラ:リベルタンゴ
ラミレス:アルフォンシーナと海※*
ビジョルド:エル・チョクロ*
トロイロ:破局※
エレーロ:不平屋
ロビーラ:エバリスト・カリエゴに捧ぐ
ピアソラ:私はマリア*
ピアソラ:ロコへのバラード※
ラミレス:巡礼
マトス・ロドリゲス:ラ・クンパルシータ

タンゴで知っている曲と言えば、最後の“ラ・クンパルシータ”くらいですが、
なかなか面白かったです
(コンサートの感想に“面白い”が適切か?と言う話はありますが)

ボーカルのある曲は、基本的にスペイン語。
なので、正直意味は分かりませんでしたが、
歌い上げる感じは、中々良かったです。
って言うか、“不平屋”と言う曲は、そのまま不平だけを歌った曲だし、
“ロコへのバラード”と言う曲は、ちょっと“オカシイ”人の事を
歌った曲なのだそうです。
いやぁ、タンゴ、奥が深い(笑)

本編は、“ラ・クンパルシータ”でお終いですが、
アンコールは、何と、3曲も!

ヒロコ・エン・ブエノスアイレス
カナロ:ただ夢で
君偲ぶ夜

最初の“ヒロコ・エン・ブエノスアイレス”は、
“ヒロコ”(苗字は失念)と言う方の送られた曲らしいのですが、
ご本人は、もっと演奏してもらえるように、普通のタイトルが
付けられないか思っているとか。
うーん、ご本人にしてみれば、ちょっとそう思うか。

アンコールまで含めると19曲と、なかなか盛りだくさんでしたが、
楽しかったです。

こちらは、会場の廊下にあった樽酒。

タンゴの会場に樽酒。
なんとも、対比が面白いですね。

そうそう。
コンサートの最中に、一雨あったようです。
外に出てみると、地面が濡れていました。
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