今日は、上野の東京国立博物館で、
この大型連休期間中から始まった
『美を紡ぐ 日本美術の名品 ―雪舟、永徳から光琳、北斎まで―』
に行って来ました。
いつもの土日なら、週末恒例の野暮用をこなしてから行くことになるので、
開場到着は、10時過ぎになる事が多いのですが、
今日は、振り替え休日ながらも、土日恒例の野暮用は無いので、
開場到着は、いつも目標としている開場時刻間近の9:45ごろ。
上手く行きました(笑)
前回の『両陛下と文化交流―日本美を伝える―』が、
前天皇陛下・皇后陛下のご退位を記念してのもので、
今回は、それに続くシリーズなので、混雑具合が読み切れません。
それと、会場も、平成館ではなくて、(狭い)本館特別5室・特別4室。
ちょっとドキドキしながら行ったところ、特に混雑していませんでした。
それと、会場が、本館特別5室・特別4室だけかと思っていたのですが、
特別2室・特別1室も会場だったと言う、“サプライズ”(?!)。
まぁ、会場の件については、事前に確かめておけば、
“サプライズ”でもなんでも無かったんですけどね(笑)
見どころ、と言うか、興味を引かれたのは、
長沢芦雪筆の《花鳥遊魚図巻》
いろんな動物が描かれているのですが、犬がなんとも愛らしい。
良いですねぇ。
あと、やはり今回も、宮内庁三の丸尚蔵館に収蔵されている品々も展示。
狩野永徳筆、狩野常信筆の《唐獅子図屏風》ももちろんですが、
そう言う、屏風の様な作品だけではなくて、
《更級日記》が展示されていたのにはビックリ。
《更級日記》って、教科書上の存在だけでは無かったんですね(笑)
それが、皇室に伝わっていると言うのも、驚きです。
あと、(この展覧会には限らないのですが)“文化庁所蔵の”と言う
作品もいくつか出展されていました。
上記の長沢芦雪筆の《花鳥遊魚図巻》や、
仁清の《色絵若松図茶壺》とかですが、文化庁は、どこの施設に、
これらの作品を保管しているんでしょうね?
素直に、東京国立博物館とかに寄託すればいいのにね?
意外に見るものがあって、良かったです。
名称 | 美を紡ぐ 日本美術の名品 ―雪舟、永徳から光琳、北斎まで― https://tsumugu-exhibition2019.jp/masterpiece/ |
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会期 | 2019年5月3日(金・祝)~6月2日(日) |
会場 | 東京国立博物館 本館特別5室・特別4室・特別2室・特別1室 |
当日観覧料 | 一般1100円、大学生700円、高校生400円、中学生以下無料 |
開館時間 | 09:30~17:00 ※金曜・土曜は21:00まで ※入館は、閉館の30分前まで |
休館日 | 月曜日(ただし5月6日(月・休)は開館、5月7日(火)は休館) |
番外編?
時々、祝日などに開いている事がありますが、
今日も開いていました。
東京国立博物館の貴賓室です。
パノラマで撮影してみました。