そんな金曜日ですが、今日は、横浜美術館で開催中の
『ルノワールとパリに恋した12人の画家たち』に行って来ました。
AMは、なんやかんやで用事があったので、開場到着は13時頃。
もともと、横浜美術館は、それほど激込みになる事は無いのですが、
今日は平日と言う事もあり、目論見通り空いていました。
“ルノワール”と言う、日本人が好きそうな画家の名前が出ていたので、
微妙に警戒していたのですが、杞憂でした(笑)
つい昨日、東京都美術館で『コート―ルド美術館展』に行ったので、
今日の展覧会は、なんかその続編みたいな感じでしたね。
見どころ的には、ポスターにもなっているルノワールの
《ピアノを弾く少女たち》なのかもしれません。
この作品、同じテーマの作品が6点もあるんですねぇ。
「あ!見た事がある」と思ったのですが、それはオルセー美術館版だったっぽいです。
アンリ・ルソーの作品もあったのですが、やっぱり《婚礼》の時も、
ルソー独特の木立の前のなんですね。
あと、ピカソの作品もあったのですが、抽象画ではなく、
“まだ”普通の絵画がメイン。
ピカソと言うと、“謎”の抽象画が印象に残るところですが、
こういう“普通”の作品をメインに展示されているのは、
初めてだったかもしれません。
これは、このコレクションを集めたポール・ギョームの邸宅の模様。
こちらは、氏の邸宅の食堂
そしてこちらは、書斎
当時の写真や資料に基づいて、1/50で再現した模型です。
良かったです。
二日連続で、良い作品を目にすることが出来ました。
[おまけ]
これは、《ピアノを弾く少女たち》で描かれたピアノだそうです。
いまは、日本の愛蔵家が所蔵しているそうです。
このピアノを弾いている動画が、傍らのディスプレイで表示されていました。
名称 | 横浜美術館開館30周年記念 オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち https://artexhibition.jp/orangerie2019/ |
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会期 | 2019年9月21日(土)~2020年1月13日(月・祝) |
会場 | 横浜美術館 |
当日観覧料 | 一般1700円、大学生・高校生1200円、中学生700円、小学生以下無料 |
開館時間 | 10:00~18:00 ※毎週金曜・土曜は20:00まで ※9/27~28、1/10~12は21:00まで ※入館は、閉館の30分前まで |
休館日 | 毎週木曜日、2019年12月28日(土)~2020年1月2日(木) ※ただし、12月26日は開館 |
ついでも、横浜美術館コレクション展も見てきました。
そこで、興味を引いたのがこれ。
篠原有司男の《ラブリー・ラブリー・アメリカ(ドリンク・モア)》
コカ・コーラの瓶を差し出している手を示した作品なんですが、
コカ・コーラの瓶の中身は本物なんですかね?
それが、めっちゃ気になってしまいました(苦笑)