そんな土曜日は、山種美術館を初訪問。
以前から、行きたい行きたいと
思っていたんですが、
微妙に行きにくいところにあるのがネックで、
いまの今まで未訪の地となっていました。
でも、今回の展覧会のテーマ『犬派?猫派?』には、
食指が動かされ、一念発起して行きました。
それにね、この展覧会の会期は7月7日までなのですが、
今日の晴れのタイミングを逃すと、
梅雨入りしてしまって、雨の中を行く羽目になりそう
という懸念もあったので、今のうちにという事でもあります。
行ってみると、比較的こじんまりとした美術館。
1階のロビーに、受付、カフェ、ショップが
所狭しと並んでいます。
(ちなみに、地下の展示会場エリアにもショップあり)
展示会場は地下。
階段orエレベータで行くことが出来ます。
展示会場は、第1会場、第2会場と二つありますが、
企画展会場は第1会場で、第2会場は、基本的には、
企画展に合わせた特別展示という事の様です。
会場では、二つの作品の写真撮影が許可されていました。
一つ目は、犬🐶
長沢芦雪の『菊花子犬図』です。
もふもふな感じがキュンです💘
じゃれ合うもふもふワンちゃんをアップ
もう一つは、猫😸
竹内栖鳳の『班猫』です。
こちらは、エメラルドグリーンの目が特徴的ですね。
クールビューティーな姿をアップ
その他、円山応挙の『雪中狗子図』も展示。
良いですね。
もふもふ感が溜まんないです(笑)
円山応挙は長沢芦雪の師匠ですが、
作品で描かれている二人の犬の雰囲気は
似ています。
あと、伊藤若冲の『子犬図』も良いです。
若冲は、応挙や芦雪とは違って、
もふもふというより、丸いころころとした
犬の感じでした。
これもまた良いです。
結構最近の作品も展示されていました。
山口 晃の『捕鶴圖』という擬人化された猫が
鶴を取ろうとしている姿を描いた2014年の作品。
擬人化された動物というと、鳥獣戯画が有名ですが、
これも、その系譜に並ぶんですかね。
どうにかして鶴を取ろうとする猫がコミカルでした。
全般を通してみて、猫🐈も良いんですが、
今回の展覧会の作品においては、犬🐕かなぁと
認識してしまいました。
名称 | 犬派?猫派? ―俵屋宗達、竹内栖鳳、藤田嗣治から山口晃まで― |
---|---|
会期 | 2024年5月12日(日)~7月7日(日) ※会期中、一部展示替えあり(前期: 5/12-6/9、後期:6/11-7/7) |
会場 | 山種美術館 |
当日観覧料 | 一般1,400円、大学生・高校生1,100円、中学生以下無料 |
開館時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 月曜日 |