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出光美術館 『物、ものを呼ぶ─伴大納言絵巻から若冲へ』

9月は3連休が二回あるわけですが、
1回目の3連休初日。
まだまだ暑い🥵です。

そんな今日は、出光美術館で開催中の
2024年12月から、帝劇ビル建て替えに伴い
長期休館に入る記念展
「出光美術館の軌跡 ここから、さきへ」の4回目、
『物、ものを呼ぶ─伴大納言絵巻から若冲へ』に
行ってきました。

こう言っては何ですが、出光美術館って、
実は穴場で、いつ行っても空いているイメージ。
ですが、今日は若干違う様相も。

今回の展覧会の目玉に、
伊藤若冲の『鳥獣花木図屏風』が
出品されているのですが、
そこはちょっと混んでいましたね。
とはいっても、本当に“ちょっと”で、
いつもの出光美術館とは違うという程度であって、
他の所謂有名作品が展示される展覧会に比べれば、
全然混んでいるという話は無いんですけどね。

あともう一つ若冲の作品『群鶴図』もあって、
こちらもちょっと他よりも混んでいました。

でもね、酒井抱一とか、鈴木其一の作品も展示されて
いたんですが、これらも良いですよ。
酒井抱一の『風神雷神図屏風』や
鈴木其一の『蔬菜群虫図』も良かったですね。

そうそう。
酒井抱一の『十二ヵ月花鳥図貼付屏風』と
『十二ヵ月花鳥図』も展示されていたんですが、
比べてみると、なかなか興味深いですね。
ほぼ同じ構図の月があったり、
そうでもない月があったりと、
面白かったです。
個人的には、12月の鴛鴦が可愛かったです。

実は、(伝)藤原行成や(伝)藤原公任、
(伝)花山院の書も展示されていたんですが、
大河ドラマの“光る君へ”の町田啓太や渡辺大知、
本郷奏多を思い出して、思わず笑いそうに
なってしまいました。
藤原斉信の書は無かったです(笑)

伊藤若冲の『鳥獣花木図屏風』を見るため、
3週くらいしてしまいました。
目の前、ちょっと離れてとかね。
特に獣類が可愛いですね。
これを江戸時代に描いていたというのが驚きです。

良かったです。
書棚に空きが無いので、図録は買わない事にしていたのですが、
伊藤若冲の『鳥獣花木図屏風』が載っているので、
禁を犯して買ってしまいました。
あぁ、散財(笑)








名称出光美術館の軌跡 ここから、さきへIV
物、ものを呼ぶ─伴大納言絵巻から若冲へ
会期2024年9月7日(土)~10月20日(日)
会場出光美術館
当日観覧料一般1,200円、大学生・高校生800円、中学生以下無料
開館時間10:00~17:00(入館は16:30まで)
毎週金曜日は10:00~19:00(入館は18:30まで)
休館日毎週月曜休館(ただし9月16日(月)、9月23日(月)、10月14日(月)は開館)、9月17日(火)、9月24日(火)、10月15日(火)
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