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三菱一号館美術館 『開館10周年記念 画家が見たこども展』ブロガー内覧会

安倍首相によるイベント自粛要請の出た26日当日。

三菱一号館美術館で行われた『画家が見たこども展』の
ブロガー内覧会に行って参りました。
その時は、その後休館すると言う様な雰囲気はありませんでしたが、
その翌日になって、2月28日から3月16日の間、
休館する事になりましたね。

ちょっと、世間の雰囲気が暗くなり始めていますが、
とりあえず、内覧会の模様をUPします。

ちなみに、会場内は一部を除き撮影禁止です。
記事中に、会場内の写真がありますが、
記事中の写真は、美術館より特別に撮影の許可を頂いて撮影したものです!!!
大事な事なので、二度言います!!
記事中の写真は、美術館より特別に撮影の許可を頂いて撮影したものです!!!

こどもを描いた作品の展覧会と言う事ですが、
実は、ナビ派の展覧会と言う事でもあるようです。
メインは、ボナールやドニ、そして会場の三菱一号館美術館ご自慢の
ヴァロットンの作品が、多いですね。

ヴァロットンの作品は、中々シュール。

リトグラフ作品の《罪と罰》と言う作品です。
右側の作品ですが、めっちゃ車にひかれています。
"画家が見たこども”と言う事なんですが、
こんなシュールな模様の作品があって良いんでしょうか?

ヴァロットンの作品は、会場内で唯一撮影が許されている場所の
背景パネルにもなっていました。

描かれている模様と、実際の窓の雰囲気が似た感じだとも思います。
これは、《可愛い天使たち》と言う作品で、一見、
子どもたちが描かれているように見えるのですが、
実はその真ん中には、子どもの集団の中央には、
警官に連行される貧しい身なりの男が描かれているという・・・。
皮肉な画ですね。

とはいえ、そんな作品ばかりではなくて、
こちらは、ナビ派の画家たちに影響を与えた、

ポスターにもなっているゴッホの《マルセル・ルーランの肖像》(左側)

そしてこちらもポスターになっている、
モーリス・ドニの《赤いエプロンドレスを着た子ども》(左手前)


順番が前後しますが、内覧会が始まってから30分ほどしたころ、
三菱一号館美術館館長の高橋明也さんと、
美術Blog「青い日記帳」主宰のTakさんが登場。

本当は、高橋館長とTakさんによる
ギャラリートークが予定されていたんですが、
新型コロナウイルス感染懸念から、中止になっていました。
なんでも、高橋館長は、この度定年でご退職となるみたいです。
最後の展覧会だっただけに、ちょっと残念だったんじゃないですかね。
情勢が情勢なだけに、如何ともしがたいですが。

新型コロナウイルスで、一時中断となっていますが、
まだまだ会期は残っています。
こどもの作品と言うことで、ほっこりする事を期待していると、
上記の様に、ヴァロットンの作品に、ドキッとさせられるかも(笑)








名称開館10周年記念
画家が見たこども展
会期2020年2月15日(土)~2020年6月7日(日)
会場三菱一号館美術館
当日観覧料一般1700円、大学生・高校生1000円、中学生・小学生無料
開館時間10:00~18:00
※祝日を除く金曜、第二水曜、4/6、会期最終週平日は21:00まで
※入館は、閉館の30分前まで
休館日月曜日、2月28日から3月16日(新型コロナウイルス感染症の状況により期間変更の可能性あり)
※但し、祝日・振替休日の場合、開館記念日4月6日、会期最終週6月1日、トークフリーデーの3月30日、4月27日、5月25日は開館
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