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国立西洋美術館 『ルーベンス展-バロックの誕生』

芸術の秋!
と言う事で、久々に美しく晴れ上がった日曜日は、
上野の国立西洋美術館で開催中の
『ルーベンス展』に行って来ました。

なんやかんやの用事を済ましてから行くと、
開場到着は、10:20a.m.ごろ。
10時着目標だったんですけどねぇ。
用事をこなしてから行くと、どうも難しいようです。

行って見ると、会場入り口には大抵映像コーナーがあるんですが、
いつもは北向きに大型液晶テレビが設置されているのですが、
今回は逆向きに、大きなスクリーンが!
今回は、4Kで、且つ、大型スクリーンでの映像コーナーの様です。
まぁね、今年12月から4K/8Kのテレビ放送が始まりますからね。
だったら、スクリーンではなくて、4Kテレビの方が良い気がしますが?

会場には行って見ると、《自画像》は、ルーベンス作品の模写であるものの
ルーベンス自身の手による《クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像》や
《眠るふたりの子供》など、結構目にする作品が、最初から展示されています。

最初からそんな作品が出てくるなんで、展示のペースが速いです(笑)

その他の興味深い作品としては、《死と罪に勝利するキリスト》
一応ルーベンスの作品なのですが、解説によると、後の時代に、
色々と他人の手が入ってしまって、ルーベンスオリジナルの風合いが
失われてしまっていると言う作品。
並んでいるルーベンス作品と比べると、作確かに品が違ってしまっていました。
なんとも残念。
って言うか、最近スペインで多発している、教会の絵画や彫刻などの
素人による“改変”も、『修復と言う名目で素人の手が入って、
当初の作品の風合いが損なわれた』と、後の時代の人々に言われるのでしょうか?

あと興味深かったのは、ピエトロ・ダ・コルトーナの《ゴリアテを殺すダヴィデ》
なんか、作風が、漫画と言うか、何と言うか・・・。
ちょっと変わった作品でした。

さすがにルーベンスと言う事もあって、会場内はまぁまぁな客の入り。
激込みと言う事も無いですが、空いていると言う事もありませんでした。

今回の音声ガイドは、長澤まさみさんだったので、
一瞬レンタルしようかと思ったのですが、直前で回避。
なんか、ルーベンスに長澤まさみと言う感じじゃ無かったんですよねぇ。

おっと。
音声ガイドと言えば、音声ガイドが石原さとみさんの『フェルメール展』

行って見ると、入場時間指定チケット制なので、会場付近での
激烈な行列は、流石にありませんでした。
でも、漏れ聞こえる声を拾ってみると、中は、やっぱり混んでいるみたい。
フェルメール・・・、行って見たかったんですけど、そんな感じなので、
今回は、泣く泣く断念しています。








名称ルーベンス展―バロックの誕生
http://www.tbs.co.jp/rubens2018/
会期2018年10月16日(火)~2019年1月20日(日)
会場国立西洋美術館
当日観覧料一般1600円、大学生1200円、高校生800円、中学生以下無料
開館時間09:30~17:30
※毎週金・土曜日は20:00まで開館(ただし11月17日は9:30~17:30まで)
※入館は、閉館の30分前まで
休館日月曜日(ただし12月24日、1月14日は開館)、2018年12月28日(金)~2019年1月1日(火)、1月15日(火)
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