『紡ぐプロジェクト』記念フォーラムに行って見ました。
事前に申し込んで入場券を手に入れた入場券。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/72/0fb43c612f0c7bdf4c27944b3d6dc1b2.jpg)
これが無いと参加できません。
開場15分ほど前に到着したところ、多少入場待ちの人が居ましたが、
まだそれほどでもありません。
でも、開場時間に近づくにつれ、どんどん行列は伸びて、
読売本社ビル3Fの吹き抜けを囲んだフロアが、一周するほどの
行列になっていました。
フォーラムに出席の方々はこちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/01/bcb64583ed6978ff8880dec50d486752.jpg)
まず挨拶で登場したのは、文化庁長官の宮田亮平さん。
なんか、どこかで見た事がある気がしたんですが、
東京藝術大学の前学長でした。
だからなのか、話し方に官僚っぽさがない(笑)
基調講演は、大原美術館館長の高階秀爾さん。
この人も、話が上手いですね。
東京大学名誉教授でもあるようですので、
話は慣れているのかもしれません。
休憩を挟んだあとのパネルディスカッションでは、
上記のお二人に加え、九州国立博物館館長の島谷弘幸さん。
元々は、書の研究家だそうで、東京国立博物館の元副館長でもあります。
そして、宮内庁三の丸尚蔵館主任研究官の太田彩さん。
今回のテーマが、皇室に関係して、且つ、三の丸尚蔵館の品々が、
展覧会にも出展されますからね。
話は、時に脱線しながらも、非常に勉強になる濃い内容。
伊藤若冲の『動植綵絵』修復にまつわる話があったり、
三の丸尚蔵館に収蔵されている巻物の修復で、
皇后さまが育てられたお蚕さんの絹を使ったとか、
中々面白かったです。
勉強になりました。
最後は、金工作家でもある宮田文化庁長官が作ったドラを
パネルディスカッションしたみんなで叩いて終了。
なんか、“長官”と言う硬い肩書がついていますが、
宮田さん、なかなか面白い人でした(笑)