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Bunkamura 『ベルギー奇想の系譜』

朝からめちゃくちゃ蒸し暑い三連休中日の今日は、
渋谷に出没です。

あまりの暑さに、渋谷駅からシャトルバスで
東急本店まで来てしまいました。
しかも、そのシャトルバス、結構乗る人がいました。
同じなんだな、暑いからバスで行くって(笑)。

渋谷では、東急本店隣のBunkamuraで、
つい昨日から開催の『ベルギー奇想の系譜』にGoです。

ベルギーって、こんな奇妙な作品が多かったですかね?
これだけまとまって目にすると、「あれ、そうだっけ?」と思います。
でも、冷静になってみると、ヒエロニムス・ボスとか、
ヤン・マグリットの索引は、個別に目にしたことはあるので、
いままで意識していなかっただけなのかもしれません。

見どころは、ポスターにもなっている
ヒエロニムス・ボス工房の《トゥヌグダルスの幻視》ですかね。
地獄における『七つの大罪』と対応する懲罰を描写しているそうです。
『七つの大罪』なんて、極めてキリスト教的な内容です。
ちなみに、『七つの大罪』とは、傲慢、嫉妬、貪欲、邪淫、怠惰、
激怒、大食の七つ。
そういう人は、日本人にもいますね。

ジャン・デルヴィルの《レテ河の水を飲むダンテ》も興味深かったです。
全然違うのかもしれませんが、なんかホドラーっぽいなと思いました。

それと、ジェームズ・アンソールの《オルガンに向かうアンソール》は、
こちらはデュフィっぽいなと。
よく見ると、奇妙な表情の人(?)が描かれていたりするので、
全然デュフィじゃ無いんですけどね。

あ、そうそう。
今回のサブタイトルに“マグリット”とありましたが、
マグリットと言えばこれですよねぇ、《大家族》
不思議な絵です。

今回は、絵画だけではなくて、彫刻やその他の造形物も展示されていました。
その中で、ヤン・ファーブルの《死の死者の首、那久ざめの象徴》は、
フクロウのお面の様なのですが、何となくおどろおどろしいところが、
スター・ウォーズのシスっぽいなと、妙な関心を持ってしまいました。

今回は、音声ガイドをレンタル。
案内人は、声優の速水奨さん。
アニメを中心に活躍されている方の様です。

劇混!と言う事ではありませんが、
各作品の前に、必ず見ている人がいる感じの客の入りでした。

それと、外は暑いですが、中は冷えます。
最初は良いですが、終わりの方は寒かった・・・。

前の展覧会の『ソール・ライター展』の時もありましたが、
今回も、作品の中に入り込める(?)撮影スポットがありました。

顔はめパネルじゃなっくて、全身はめパネル?











名称ベルギー奇想の系譜
ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで
http://fantastic-art-belgium2017.jp/
会期2017/7/15(土)-9/24(日)
会場Bunkamura ザ・ミュージアム
当日観覧料一般1500円、大学生・高校生1000円、中学生・小学生700円
開館時間10:00~18:00(※入館は閉館時刻の30分まで)
毎週金・土曜日は、10:00~21:00(※入館は閉館時刻の30分まで)
休館日7/18(火)、8/22(火)
巡回展終了[宇都宮展] 2017年3月19日(日)~5月7日(日)宇都宮美術館
終了[神戸展] 2017年5月20日(土)~7月9日(日)兵庫県立美術館
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