競馬の過去レース回顧録

競馬過去の重賞レースの結果や回顧録をご紹介します。

2020年天皇賞(春)の結果、払い戻し、レース振り返り

2020-06-26 14:34:00 | 競馬レース結果
1着:フィエールマン
勝ちタイム:3.16.5
ラップ:13.2 - 12.4 - 12.4 - 12.5 - 12.5 - 12.0 - 11.6 - 12.5 - 12.1 - 12.2 - 12.7 - 12.5 - 11.9 - 11.9 - 11.9 - 12.2
テン:4F 50.5 - 3F 38.0
上がり:4F 47.9 - 3F 36.0
2020年5月3日に開催されたG1レースの天皇賞(春)。G1で最長の3200mの距離があり、古馬のステイヤーが一同に集まる長距離馬最強決定戦でもあります。
スタミナ・スピードの両方が求められるタフなレースとなっており、過去の勝利馬を見るとキタサンブラック、ディープインパクト、フェノーメノなど名馬が揃っています。
2020年にはフィエールマン、ユーキャンスマイル、キセキ、ミッキースワロー、エタリオウ、ダンビュライトなど有力馬が集まり、注目度も非常に高くなりましたね。
この記事では2020年に開催された天皇賞(春)の結果、払戻し、レース振り返りをしていきたいと思います。


結果

2020年天皇賞(春)のレース結果は以下のようになりました。
1着:フィエールマン(Cルメール)
2着:スティッフェリオ(北村友一)
3着:ミッキースワロー(横山典弘)
4着:ユーキャンスマイル(浜中俊)
5着:トーセンカンビーナ(藤岡康太)
6着:キセキ(武豊)
7着:モズベッロ(池添謙一)
8着:メイショウテンゲン(幸英明)
9着:ダンビュライト(松若風馬)
10着:エタリオウ(川田将雅)
11着:メロディーレーン(岩田望来)
12着:ミライヘノツバサ(木幡巧也)
13着:(地)ハッピーグリン(和田竜二)
14着:シルヴァンシャー(Mデムーロ)
外枠の勝率は決して良くはない天皇賞春ですが、大外枠に入ったフィエールマンが1番人気に応えて見事な勝利を収めました。2019年も勝利していたので2連覇になり、G1レース3勝目となります。
天皇賞春を2勝と菊花賞を勝利しており、今の時代の長距離界ではトップレベルの能力を持っていることは証明されましたね。まだ5歳なのでこれからどれだけ勝利数を伸ばせるか期待したいです。
3番人気となっていたキセキは6着と凡走でした。凱旋門賞、有馬記念、阪神大賞典と連続で3着以内を外しているのも気になりますね。
以下では払い戻しについてご紹介していきたいと思います。

競馬情報サイトの2020年天皇賞(春)の予想
それでは、天皇賞(春)でのウマダネ独自の狙い目予想を紹介します。
3連単なら「ユーキャンスマイル→フィエールマン→エタリオウ」。
ワイドなら「ユーキャンスマイルーエタリオウ」「フィエールマン―エタリオウ」。
馬単なら「ユーキャンスマイル→エタリオウ」「フィエールマン→エタリオウ」。


「ユーキャンスマイル」は前哨戦の阪神大賞典を勝利していて、出走馬の中で最も充実している馬です。
「フィエールマン」も菊花賞と天皇賞(春)で実績を残しているので、長距離適性の高さは無視できません。
ウマダネ独自の穴馬である「エタリオウ」を馬券に組み合わせて、万馬券を的中させてください。
引用元:天皇賞(春)2020年過去から見る3つのレース傾向とウマダネ独自の予想


払い戻し

1番人気のフィエールマンが1着に入りましたが、2着には11番人気のスティッフェリオが入ったこともあり、三連単では55,200円の払い戻しが記録されています。
単勝:14(200円)
複勝:14(130円)、6(830円)、5(290円)
枠連:4-8(1,110円)
馬連:6-14(5,770円)
馬単:14-6(7,410円)
ワイド:6-14(1,790円)、5-14(510円)、5-6(5,160円)
3連複:5-6-14(13,500円)
3連単:1-7-16(55,200円)
2010年から2016年までは波乱の結果になることが多く、高配当が記録されることは珍しくはありませんでしたが、2017年からそこまで荒れた展開にはなっていませんでしたね。
2020年では11番人気のスティッフェリオが2着に入ったものの、ダントツ1番人気だったフィエールマンが勝利したこともあり、そこまで大きな配当にはなっていません。
2021年も1番人気に推されている競走馬の軽視は禁物になりそうですね。

レース振り返り


2019年の覇者でダントツ1番人気になっていたフィエールマンが、期待に応える走りを見せて見事1着となった2020年の天皇賞(春)のレースの振り返りをしていきましょう。
少しバラついたスタートとなりましたが、予想通り4番のダンビュライトと6番のスティッフェリオが前にいき、その少し後ろをキセキが追走する形となりました。
正面スタンド前に来ると、少しかかり気味のキセキが一気に先頭に立ちます。作戦というよりも抑えきれないという感じが見て取れましたね。
一方、フィエールマンはしっかりと折り合いをつけ足を溜めていきます。最終コーナーに入ると一気に後続の馬が前に詰めていきフィエールマンもジワジワと上がっていきます。
スティッフェリオも非常に素晴らしい粘りを見せましたが、最後はハナ差での勝利となりました。
古馬と言っても4歳馬の活躍が目立っていた天皇賞春ですが、2020年は5,6歳馬意地を見せましたね。また、ここ5年では、ディープ産駒、ステゴ産駒、ハーツクライ産駒、ブラックタイド産駒のみが3着以内に入っているので、2021年も参考になるデータになりそうですね。

まとめ

今回の記事では、2020年に開催された天皇賞(春)のレース結果や払戻金、レースの振り返りを行っていきました。
フィエールマンの2連覇で幕を閉じましたが、過去の結果を見るとキタサンブラック、フェノーメノも2連覇していますし、シュヴァルグランが3年連続で3着以内に入るなど、好走した競走馬が再び好走するというデータもあります。
2021年も2020年に3着以内に入った3頭が出走する時には、しっかりと見極めて馬券を購入していきたいですね。


競馬で勝ちたいなら馬事総論もご覧ください。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿