1着:インディチャンプ
勝ちタイム:1:30.9
ラップ:12.2 - 10.9 - 11.4 - 11.3 - 11.2 - 11.1 - 11.2 - 11.6
テン:4F 45.8 - 3F 34.5
上がり:4F 45.1 - 3F 33.9
春のマイル王者を決めるG1レース安田記念。2019年は牝馬クラシック三冠を達成し、G1レース5連勝中だったアーモンドアイが出走したことでも大きな注目を集めました。
アーモンドアイは単勝オッズ1.7倍で当然のように1番人気となりましたが、惜しくも3着に敗れてしまいましたが、その理由にはスタート直後のトラブルもあり、まさかの結果に。
アーモンドアイの他にも、2018年の安田記念の覇者モズアスコットや、金鯱賞・マイラーズCと連勝をし勢いに乗るダノンプレミアム、重賞を3つ勝利していたアエロリットなどが集結し、トップクラスのレースが展開されていきました。
この記事では2019年に開催された安田記念のレース結果、払戻し、レース振り返りをしていきたいと思います。
結果
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2019年安田記念のレース結果は以下のようになりました。固い決着では決まらない傾向にある安田記念ですが、2019年では少し波乱の展開になりましたね。アーモンドアイが勝つという予想が多かっただけに、馬券が外れた人も少なくなかったのではないでしょうか。
1着:インディチャンプ(福永祐一)
2着:アエロリット(戸崎圭太)
3着:アーモンドアイ(Cルメール)
4着:グァンチャーレ(松岡正海)
5着:サングレーザー(岩田康誠)
6着:モズアスコット(坂井瑠星)
7着:ケイアイノーテック(幸英明)
8着:ステルヴィオ(Dレーン)
9着:ロジクライ(武豊)
10着:ペルシアンナイト(Mデムーロ)
11着:サクラアンプルール(横山典弘)
12着:ロードクエスト(石川裕紀)
13着:スマートオーディン(池添謙一)
14着:フィアーノロマーノ(北村友一)
15着:エントシャイデン(田辺裕信)
16着:ダノンプレミアム(川田将雅)
先行で前目に付けていた5番のインディチャンプが見事な勝利を収めました。さらに逃げていた1番のアエロリットが2着、後方からのレースになったアーモンドアイが3着という結果でした。
2番人気に推されていたダノンプレミアムはまさかの最下位となり、思ったような競馬が出来ずに終わってしまいましたね。
以下では払い戻しについてご紹介していきたいと思います。
払い戻し
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4番人気、3番人気、1番人気の決着となり、三連複では低いオッズとなりましたが、三連単では437,2倍のオッズが記録されています。
単勝:5(1,920円)
複勝:5(290円)、2(240円)、14(110円)
枠連:1-3(4,010円)
馬連:2-5(5,670円)
馬単:5-2(13,660円)
ワイド:2-5(1,460円)、5-14(600円)、2-14(470円)
3連複:2-5-14(3,690円)
3連単:5-2-14(43,720円)
1,3番人気が絡んだこともあり、三連複ではそこまで大きな配当とはならなかったものの、三連単では437,2倍のオッズがつきました。
過去の傾向を見ると、下位人気馬の好走も目立っており、大きな配当になることが多いですが、2019年ではやや荒れの結果となりました。馬単でも万馬券を超えているのは美味しい結果だったのではないでしょうか。
レース振り返り
それでは2019年の安田記念を振り返っていきましょう。
2019年の安田記念と言えばやはりスタート直後。大外の16番ロジクライが急激に内へと切り込んだ為、アーモンドアイやダノンプレミアムがずるずると後退することになり、いきなりハンデを背負った状態からのスタートとなりました。
逆に、何の影響も受けずにスルスルと前に行ったのが、2番のアエロリットと6番のグァンチャーレ、そして5番のインディチャンプでした。
この3頭は最内をロスなく走ることが出来ていましたね。逆に後方になった人気馬たちは外側を走る展開に。
そのままの構図で最終コーナーを回っていきます。ロスなく回れていたアエロリット、グァンチャーレの2頭が抜け出して行きますが少し後ろにいたインディチャンプが一気に加速していきます。
1番人気のアーモンドアイは、直線に入っても全く前が開かず前方になかなか抜け出すことが出来ません。しかし、残り200mの位置から一気にスピードを上げていきますが、あと少し届かず。
直線に入ってた時の位置取りが命運を分ける結果となりましたね。流石にアーモンドアイは後ろ過ぎでした。スタート直後のトラブルがなかったら歴史は変わっていたかもしれませんね。
直線が長い東京競馬場ですが、最近では高速馬場の影響もあり差しが決まりにくくなっています。どれだけ道中で良い位置に付けることが出来るのかがカギとなるのではないでしょうか。
まとめ
2019年の安田記念はG1レース6連勝を賭けたアーモンドアイが出走したことで大きな注目を集めましたね。
毎年のように波乱の結果になっているので、ある程度下位人気馬にも目を配る必要があるレースでもあると思います。
先行・逃げで自分の走りが出来る状態であれば、馬券に絡ませても良いのかもしれませんね。
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