競馬の過去レース回顧録

競馬過去の重賞レースの結果や回顧録をご紹介します。

2020年桜花賞の結果、払い戻し、レース振り返り

2020-05-29 14:41:10 | 競馬レース結果
1着:デアリングタクト
勝ちタイム:1:36.1
ラップ:12.4 - 11.2 - 11.3 - 11.6 - 11.5 - 11.7 - 12.6 - 13.8
テン:4F 46.5 - 3F 34.9
上がり:4F 49.6 - 3F 38.1
2020年4月12日に開催されたG1レースの桜花賞は、阪神ジュベナイルフィリーズで圧勝したレシステンシアが1番人気になっていましたが、前走のチューリップ賞で3着だったことあり、ダントツ人気ではありませんでした。
荒れる時と荒れない時の差が激しくなる桜花賞ですが、2020年は果たしてどちらに転ぶのか…。
三歳牝馬クラシック第1戦ということもあり、桜花賞を目標に仕上げてきた競走馬も多いと思います。デアリングタクト、リアアメリア、サンクテュエールなどデビューからすぐに才能を開花させた牝馬たちの熱いレースの行方は!?
この記事では2020年に開催された桜花賞の結果、払戻し、レース振り返りをしていきたいと思います。
結果
2020年桜花賞のレース結果は以下のようになりました。
1着:デアリングタクト(松山弘平)
2着:レシステンシア(武豊)
3着:スマイルカナ(柴田大知)
4着:クラヴァシュドール(M.デムーロ)
5着:ミヤマザクラ(福永祐一)
6着:サンクテュエール(C.ルメール)
7着:フィオリキアリ(藤井勘一)
8着:マルターズディオサ(田辺裕信)
9着:エーポス(岩田康誠)
10着:リアアメリア(川田将雅)
11着:チェーンオブラブ(石橋脩)
12着:マジックキャッスル(浜中俊)
13着:ケープコッド(岩田望来)
14着:インターミッション(石川裕紀)
15着:ヒルノマリブ(北村友一)
16着:ウーマンズハート(藤岡康太)
17着:ナイントゥファイブ(松田大作)
18着:ヤマカツマーメイド(池添謙一)
1着となったのは2番人気のデアリングタクトでした。デアリングタクトは新馬戦とエルフィンステークスの2連勝で桜花賞に挑みましたが、オープンクラスでの出走は初めてということもあり、不安視する声も上がっていました。
また、2着には阪神ジュベナイルフィリーズの覇者で1番人気となっていたレシステンシアが入賞しましたね。予想通りレシステンシアが逃げましたが、直線ではデアリングタクトの末脚が勝りました。
過去のデータを見ると1番人気よりも何故か2番人気の方が好走している桜花賞ですが、2020年でもそのデータがハマった結果になりました。
以下では払い戻しについてご紹介していきたいと思います。
払い戻し
2番人気のデアリングタクトが1着、1番人気のレシステンシアが2着に入ったので堅い決着ではありますが、3着には9番人気のスマイルカナが食い込んだので三連単では47,760円の配当が記録されています。
単勝:9(420円)
複勝:9(190円)、17(170円)、3(730円)
枠連:5-8(1,040円)
馬連:9-17(1,110円)
馬単:9-17(1,930円)
ワイド:9-17(490円)、3-9(2,880円)、3-17(2,480円)
3連複:3-9-17(12,590円)
3連単:9-17-3(47,760円)
1,2着は上位人気馬だったので、馬連、馬単はそこまで高いオッズにはなりませんでしたが、スマイルカナの頑張りで三連単では47,760円の配当金となっています。
スマイルカナは前走のG2チューリップ賞では7着となっていましたが、前々走のG3フェアリーステークスでは見事1着となっていたので、実力はある競走馬でしたね。ハイペースのレースでしたが、レシステンシアと一緒にしぶとく前で残った結果でした。
レース振り返り
まだ経験が浅かったですが、見事な走りっぷりが評価されいきなりG1で2番人気に推されたデアリングタクトが見事勝利した2020年の桜花賞を振り返っていきましょう。
逃げ先行馬が多く集まっていたので、ハイペースになると予想されていましたが、予想通りかなり早いペースでレースが進んで行きます。
まず先頭を切ったのは3着に入ったスマイルカナ。これも予想通りでしたね。外からスマイルカナを追って前に出てきたのが2着になったレシステンシアです。じわじわと差を詰め最終コーナーに入る頃にはレシステンシアが先頭に立ちます。この時デアリングタクトはまだまだ後方。
直線に入るとそのままレシステンシアとスマイルカナが抜け出します。このまま2頭の争いで決まるかと思われましたが、残り100mで一気にデアリングタクトが伸びてきて残り20mくらいでかわ1着となりました。
ハイペースながらもしっかりと自分の競馬して粘ったレシステンシアも見事でしたが、さらに凄い末脚を見せたデアリングタクトが上回りましたね。ペースがあとちょっと遅ければもしかすると…。
デアリングタクトはオークスへ直行し2冠を狙い、レシステンシアはNHKマイルへの出走が予想されています。
まとめ
今回の記事では、2020年に開催された桜花賞のレース結果や払戻金、レースの振り返りを行っていきました。三歳クラシックの1戦目ですし、桜花賞が開催されると遂にこの時期が来たかと思いますね。
2歳の時に圧倒的な力で注目を集めていたレシステンシアと、新馬戦から2連勝で勢いにのるデアリングタクトの対決となりましたね。毎年ペースが異なるので、展開を予想するのは少し難しいですが、ハイペース予想が上手くハマれば馬券も的中することが出来たのではないでしょうか?
3歳の路線は異なるかもしれませんが、またデアリングタクトとレシステンシアの戦いが見たいですね。

その他の競馬のレース情報はこちらをご確認ください。

2020年大阪杯の結果、払い戻し、レース振り返り

2020-05-28 11:16:58 | 競馬レース結果
1着:ラッキーライラック
勝ちタイム:1:58.4
ラップ:12.9 - 11.7 - 12.3 - 11.9 - 11.6 - 12.1 - 11.7 - 11.3 - 11.2 - 11.7
テン:4F 48.8 - 3F 36.9
上がり:4F 45.9 - 3F 34.2
2020年4月5日に開催されたG1レースの大阪杯は2017年にG1に昇格したばかりのレースです。ダノンキングリーやラッキーライラック、ブラストワンピース、クロノジェネシスなど、重賞で好成績を収めている有力馬たちが一堂に集まり、非常に豪華なメンバーとなりました。
12頭立てのレースになったものの、どの競走馬が勝ってもおかしくない状態だったので、オッズもかなり割れていましたね。過去の結果を見ると1番人気の複勝は80%と非常に高い成績になっていますが、中穴人気の好走も多いレースでもあります。
この記事では2020年に開催された大阪杯の結果、払戻し、レース振り返りをしていきたいと思います。
結果
2020年大阪杯のレース結果は以下のようになりました。
1着:ラッキーライラック(Mデムーロ)
2着:クロノジェネシス(北村友一)
3着:ダノンキングリー(横山典弘)
4着:カデナ(鮫島克駿)
5着:ワグネリアン(福永祐一)
6着:ジナンボー(藤岡佑介)
7着:ブラストワンピース(川田将雅)
8着:レッドジェニアル(酒井学)
9着:ステイフーリッシュ(岩田康誠)
10着:サトノソルタス(藤岡康太)
11着:マカヒキ(L.ヒューイットソン)
12着:ロードマイウェイ(武豊)
1着となったのは2019年のエリザベス女王の覇者でもあるラッキーライラックです。阪神ジュベナイルフィリーズも勝利しているので、これでG1レース3勝目となりました。前走はG2の中山記念でしたが、2着に入っており状態は非常に良かったですね。
データ上でも中山記念の好走馬は大阪杯でも良い成績を残しているので、2021年の予想にも使えそうですね。
また、2着には4番人気だったクロノジェネシス、3着には1番人気のダノンキングリーが入っており、かなり堅い決着になりました。
以下では払い戻しについてご紹介していきたいと思います。
払い戻し
2番人気、4番人気、1番人気で決着した2020年の大阪杯。2019年は9番人気のアルアインが勝利したこともあり、三連単で約10万円の払い戻しが記録されていましたが、2020年はどうだったのか見ていきましょう。
単勝:5(410円)
複勝:5(140円)、12(160円)、8(140円)
枠連:5-8(1,130円)
馬連:5-12(1,110円)
馬単:5-12(1,970円)
ワイド:5-12(370円)、5-8(340円)、8-12(390円)
3連複:5-8-12(1,350円)
3連単:5-12-8(7,810円)
上記でも解説しましたが、非常に堅い決着になりましたね。しかし、何故か大阪杯は3番人気の競走馬が凡走に終わることが多く、過去10年の結果を見ても3着以内に入ったのは2011年のエイシンフラッシュのみとなっています。今後も3番人気馬を軸にするのは少し怖いですね。
さらに、1着となったラッキーライラックはオルフェーブル産駒として有名ですが、そのオルフェーブルも2013年のG2時代の大阪杯を勝利しています。
血統からオルフェーブル産駒は今後も注目するべきかもしれませんね。
レース振り返り


2番人気で単勝オッズ4.1倍に推されていたラッキーライラックの見事な勝利となった、2020年の大阪杯のレースを振り返っていきましょう。
スタートは綺麗に揃ったと思いましたが、1番のロードマイウェイが少しよろけてしまいます。他は大きなトラブルはなくレースが進んでいきます。
先行・逃げ馬が非常に少なくジナンボーが単独逃げになると予想されていましたが、まさかの1番人気のダノンキングリーが颯爽と先頭を狙っていきます。かなり予想外でしたね。
最終コーナーに差し掛かる時にはまとまった集団となりますが、その影響もあり外を回された競走馬も多くいました。
先頭はダノンキングリーのままで残り200mを切りますが、後ろからラッキーライラックとクロノジェネシスが追いすがります。残り100m付近で遂に捕まってしまい、かわされてしまいました。
全体的に前残りの展開になっており、直線に入った時に前にいた競走馬で決着しましたね。差しが決まることも多い大阪杯ですが、ペースが遅かったのが前残りになった要因だと思います。
その展開を予想し逃げたダノンキングリーの決断も流石でしたが、ペースを崩さすにしっかりと自分の競馬をしたラッキーライラックが一枚上手でした。やはり競馬は展開予想が非常に重要だと感じたレースだったと思います。
まとめ
今回の記事では、2020年に開催された大阪杯のレースの結果や振り返りを行っていきました。まだG1に昇格して4回目でしたが、かなりハイレベルなレースになったのではないでしょうか?
傾向などはこれからもっと分かってくると思いますが、今までの結果を見て2021年でも上手く予想を行っていきたいですね。

その他の競馬のレース情報はこちらをご確認ください。

2019年菊花賞の結果、払い戻し、レース振り返り

2020-05-27 10:31:00 | 競馬レース結果
1着:ワールドプレミア
勝ちタイム:3:06.0
ラップ:12.9 - 12.4 - 12.3 - 12.6 - 12.2 - 12.2 - 12.7 - 12.7 - 12.5 - 12.8 - 12.5 - 12.0 - 12.0 - 11.8 - 12.4
テン:4F 50.2 - 3F 37.6
上がり:4F 48.2 - 3F 36.2
三歳牡馬クラシックの最後のレースとなる菊花賞は、クラシックの中で最も距離が長い3000mとなっており、道中でしっかりと折り合いをつけることが出来た競走馬が好走出来ます。
皐月賞馬のサートゥルナーリア、ダービー馬のロジャーバローズが出走しなかったこともあり、混戦が予想されていましたが神戸新馬杯でサートゥルナーリアに僅差で負けたヴェロックスが1番人気となりました。
この記事では2019年に開催された秋華賞のレース結果、払戻し、レース振り返りをしていきたいと思います。
結果


2019年菊花賞のレース結果は以下のようになりました。1番人気は13番のヴェロックスで単勝オッズは2.2倍となり、2番人気は2番のニシノデイジーで6.0倍でした。ヴェロックスの人気が高く、他の馬は僅差と言った予想になっていましたね。
1着:ワールドプレミア(武豊)
2着:サトノルークス(福永祐一)
3着:ヴェロックス(川田将雅)
4着:ディバインフォース(横山典弘)
5着:メロディーレーン(坂井瑠星)
6着:レッドジェニアル(酒井学)
7着:タガノディアマンテ(田辺裕信)
8着:カウディーリョ(M.デムーロ)
9着:ニシノデイジー(C.ルメール)
10着:ヒシゲッコウ(C.スミヨン)
11着:ホウオウサーベル(蛯名正義)
12着:メイショウテンゲン(池添謙一)
13着:ザダル(石橋脩)
14着:ナイママ(柴田大知)
15着:ユニコーンライオン(岩田康誠)
16着:シフルマン(松山弘平)
17着:ヴァンケドミンゴ(藤岡佑介)
18着:カリボール(藤井勘一)
1着になったワールドプレミアは、スタートから良い位置につけ、インコースをロスなく走ることが出来ていました。3000mと距離はかなり長いので、どれだけスタミナを温存出来るかも重要なポイントでしたね。
直線に向かっていくにつれて前との距離をジワジワと詰めていき、前が開かないかとも思いましたが、直線に入った時にはしっかりと前がいない状況となっていましたね。鞍上した武豊騎手も流石でした。
以下では払い戻しについてご紹介していきたいと思います。
払い戻し


3番人気のワールドプレミアが1着、8番人気のサトノルークスが2着、1番人気のヴェロックスが3着となり、あまり荒れた結果ではなかったですね。三連単の払い戻しも23,510円となっています。
単勝:5(650円)
複勝:5(180円)、14(390円)、13(120円)
枠連:3-7(610円)
馬連:5-14(4,680円)
馬単:5-14(7,640円)
ワイド:5-14(1,460円)、5-13(320円)、13-14(720円)
3連複:5-13-14(3,070円)
3連単:5-14-13(23,510円)
三連複よりも馬連の方がオッズが高くなるという珍しい払い戻しとなりました。2着に8番人気が入ったのが大きかったですね。2018年では三連単で1005.9倍、2017年では三連単で5597倍となっており、荒れやすい傾向にもありますが、2019年では比較的固い決着となりました。
レース振り返り
それでは2019年の菊花賞を振り返っていきましょう。
スタートはかなりばらけましたが、予想通り10番のカウディーリョがスルスルと先頭に立ちます。しかし、他の競走馬も追走する形で前方に行きました。3000mということもあり、スローペースでレースは進んでいきます。
外を回りたくない騎手が多くなることから、かなり縦長で内に入る競走馬が多くなりました。1番人気のヴェロックスも悪くない位置にいましたが、少し揉まれた形に。
全体的に前残りの決着となりましたね。前に付けていた分ワールドプレミアに分があったと思います。ヴェロックスも直線に入った時の手応えは悪くなかったですが、最後の伸びがもう少し足りなかったですね。
何よりもワールドプレミアが強かった。2着のサトノルークスも最後はかなり良い脚を見せましたが、少しエンジンがかかるのが遅かったですね。
当たり前とも言えますが、スタートをスムーズに成功し、道中でしっかりと脚を溜めて直線に入った時に前に付けているというのが理想の展開のように思います。騎手の上手さも重要なポイントになりますね。
まとめ
2019年菊花賞は3番人気のワールドプレミアが勝利しました。有馬記念でも3着に入りましたし、G1はまだ菊花賞の1勝のみですが今後も期待できる競走馬だと思います。3着以内率が100%というのも凄いですね。
1番人気となっていたヴェロックスも有馬記念に出走しましたが、残念ながら8着。さらに小倉大賞典でも9着と力を発揮できていないですが、復活に期待したいと思います。
菊花賞は全ての出走馬が3000mに初挑戦することになるので、未知数な部分もあり予想も難しいですが、しっかりと展開を予測出来れば的中も難しくはないのではないでしょうか。ヴェロックスに騎乗した川田騎手も少し距離が長かったとコメントしているので、どこまで長距離に対応出来るのかも重要なポイントになりそうです。



2020年高松宮記念の結果、払い戻し、レース振り返り

2020-05-25 10:42:30 | 競馬レース結果
1着:モズスーパーフレア
勝ちタイム:1:08.7
ラップ:12.1 - 10.8 - 11.3 - 11.4 - 11.2 - 11.9
テン:4F 45.6 - 3F 34.2
上がり:4F 45.8 - 3F 34.5
2019年にはミスターメロディが制したG1レースの高松宮記念。12番人気のセイウンコウセイが2着、17番人気のショウナンアンセムが3着になったこともあり、三連単で約450万円の払い戻しが記録されました。
2020年3月29日に開催された高松宮記念では、タワーオブロンドン、ダノンスマッシュ、グランアレグリアなど今の短距離界の牽引する実力馬たちが集まりました。
この記事では2020年に開催された高松宮記念の結果、払戻し、レース振り返りをしていきたいと思います。
結果
2020年高松宮記念のレース結果は以下のようになりました。
1着:モズスーパーフレア(松若風馬)
2着:グランアレグリア(池添謙一)
3着:ダイアトニック(北村友一)
4着:クリノガウディー(和田竜二)
5着:シヴァージ(藤岡佑介)
6着:グルーヴィット(岩田康誠)
7着:セイウンコウセイ(幸英明)
8着:ティーハーフ(国分優作)
9着:ステルヴィオ(丸山元気)
10着:ダノンスマッシュ(川田将雅)
11着:アウィルアウェイ(松山弘平)
12着:タワーオブロンドン(福永祐一)
13着:モズアスコット(M.デムーロ)
14着:ナックビーナス(田辺裕信)
15着:ノームコア(横山典弘)
16着:ラブカンプー(酒井学)
17着:ダイメイプリンセス(秋山真一)
18着:アイラブテーラー(武豊)
高松宮記念は荒れることもありますが、中荒れが多くそこまで高配当にならないようなイメージもありますが、2019年では三連単で約450万円の払い戻しが記録されており、2020年も荒れると予想した方が多かったのではないでしょうか?
1番人気となったのはタワーオブロンドンでしたが、それでも単勝オッズは3.8倍となっており、そこまでダントツではなかったですね。オッズを見ればかなり割れており、誰が買ってもおかしくないような状態でした。
そんな混戦を制したのは9番人気のモズスーパーフレア。2019年の高松宮記念では2番人気になっていたものの、15着と大敗でしたが見事な勝利で初のG1勝利となりました。
また、モズスーパーフレアを騎乗した松若風馬騎手も初のG1勝利となりました。
以下では払い戻しについてご紹介していきたいと思います。
払い戻し
9番人気のモズスーパーフレアが1着、3番人気のグランアレグリアが2着、4番人気のダイアトニックが3着になったこともあり、三連単では217,720年の高配当が記録されています。
単勝:16(3,230円)
複勝:16(810円)、8(210円)、3(290円)
枠連:4-8(2,300円)
馬連:8-16(9,150円)
馬単:16-8(26,540円)
ワイド:8-16(3,540円)、3-16(3,770円)、3-8(880円)
3連複:3-8-16(22,830円)
3連単:16-8-3(217,720円)
高松宮記念は1200mのレースなので、スタート次第では上位人気馬でも大敗する可能性もありますし、下位人気馬でも上手くペースに乗れれば上位に食い込むことが出来るレースでもありますね。
見事1着になったモズスーパーフレアも、16枠と外枠ながらもいいスタートを見せ、先頭に立つとそのまま1着を譲らずのゴールのでした。
ペースや展開をしっかりと読まないとなかなか的中が難しいレースでもありますね。
レース振り返り
Yhttps://youtu.be/9xWbtXJjclQ
9番人気のモズスーパーフレアが見事な勝利を収めた、2020年高松宮記念を振り返ってみましょう。
過去10年の結果を見ると、1番人気よりも3番人気の方が好走しており、10~12番人気の競走馬も複勝率が13.3%あり堅すぎる決着が少ないのが高松宮記念です。
距離が短いので先行馬が多く好走しており、スタートで出遅れるとその瞬間に大きなハンデを背負ってしまいます。逆に、スタートで上手くスピードに乗れれば上位に食い込むことが可能です。
その影響もあり毎年ハイペースになるレースですが、1200mなのでそのまま押し切られることも珍しくはないですね。
2020年でも押し切るパターンになりましたね。3着に入った3頭すべてが直線に入った時には前に付けることが出来ていたのがポイントだったと思います。2021年も先行馬を軽視することは出来ないですね。
まとめ
2020年に開催された高松宮記念のレースを振り返ってご紹介させていただきました。2019年は超大荒れの結果になりましたが、2020年も2019年ほどじゃないですが荒れた結果になりましたね。
1200mだと一旦崩れると立て直すのが難しいので波乱になりやすいのだと思います。2021年以降も下位人気馬だったとしてもしっかりと好走を見抜いていきたいですね。

その他の重賞レースについては競馬情報サイトをご確認ください。


2019年秋華賞の結果、払い戻し、レース振り返り

2020-05-25 10:36:50 | 競馬レース結果
1着:クロノジェネシス
勝ちタイム:1:59.9
ラップ:12.3 - 10.7 - 11.6 - 11.8 - 11.9 - 12.7 - 12.5 - 12.0 - 12.3 - 12.1
テン:4F 46.4 - 3F 34.6
上がり:4F 48.9 - 3F 36.4
三歳牝馬クラシックの最後のレースとなる秋華賞。桜花賞馬のグランアレグリア、オークス馬のラヴズオンリーユーは回避することになりましたが、ダノンファンタジーやカレンブーケドール、エスポワールなど実力が集結しました。
上位人気馬の活躍も目立つのが秋華賞ですが、3番人気以下の好走少なくない傾向にあり、三連単で10万円近い配当になることも珍しくありません。
この記事では2019年に開催された秋華賞のレース結果、払戻し、レース振り返りをしていきたいと思います。
結果



2019年秋華賞のレース結果は以下のようになりました。1番人気は1番のダノンファンタジーで単勝オッズは3.8倍となり、2番人気は8番のカレンブーケドールで5.6倍でした。グランアレグリアとラヴズオンリーユーが不在ということもあり、人気は少しばらけていましたね。
1着:クロノジェネシス(北村友一)
2着:カレンブーケドール(津村明秀)
3着:シゲルピンクダイヤ(和田竜二)
4着:シャドウディーヴァ(松山弘平)
5着:ビーチサンバ(福永祐一)
6着:ローズテソーロ(横山典弘)
7着:ブランノワール(浜中俊)
8着:ダノンファンタジー(川田将雅)
9着:エスポワール(A.シュタ)
10着:パッシングスルー(戸崎圭太)
11着:シェーングランツ(武豊)
12着:トゥーフラッシー(幸英明)
13着:サトノダムゼ(M.デムーロ)
14着:シングフォーユー(藤岡佑介)
15着:コントラチェック(C.ルメール)
16着:フェアリーポルカ(三浦皇成)
17着:レッドアネモス(藤岡康太)
取り消し:メイショウショウブ(池添謙一)
先行で道中から良い位置につけていたクロノジェネシスが、直線でも素晴らしい脚を見せての勝利でした。ハイペースになったので、逃げを選択し先頭を狙っていった競走馬は一気に捲られる展開でしたね。しかし、後ろ過ぎた競走馬も届かずという結果だったので、無理に前に行かず先頭集団の少し後ろにいたクロノジェネシスが実力を発揮することが出来ました。
以下では払い戻しについてご紹介していきたいと思います。
払い戻し


1番人気のダノンファンタジーが飛び、4番人気のクロノジェネシスが1着、2番人気のカレンブーケドールが2着、10番人気のシゲルピンクダイヤが3着となり、やや荒れた結果となりました。
単勝:5(690円)
複勝:5(240円)、8(190円)、14(550円)
枠連:3-4(1,680円)
馬連:5-8(2,180円)
馬単:5-8(4,950円)
ワイド:5-8(710円)、5-14(2,120円)、8-14(2,170円)
3連複:5-8-14(15,170円)
3連単:5-8-14(70,970円)
10番人気のシゲルピンクダイヤが3着に入った割には三連単も709.7倍とそこまで高額は配当にはなりませんでしたね。全体的にオッズが割れていたのが原因だったのかもしれません。ダントツの1番人気が飛んでいればもっと高額な払い戻しになったのではないでしょうか。
レース振り返り
それでは2019年の秋華賞を振り返っていきましょう。
先行・逃げの競走馬が多く、スタートから先行争いが激しくなっていきました。自ずとペースも上がっていき、向こう正面では縦長の展開に。
ローズSで2着になったビーチサンバが先頭になりレースを牽引していきます。しかし、上位人気馬の位置取りも良かったですね。特に1番人気になっていたダノンファンタジーは、先頭から少しだけ離れた3番手に付けて絶好のポディション。
しかし、そのすぐ後ろには5番のクロノジェネシス、それをマークするように8番のカレンブーケドールがいます。3着になった14番のシゲルピンクダイヤはまだまだ後方での待機となりました。
最終コーナーに入ってもそこまで順位に変動はなかったですね。クロノジェネシスの前は開いていなかったので、少し微妙な展開になるかと思いましたが、直線に入る時に上手く外に出して前をこじ開けました。
7番のビーチサンバもかなり粘りましたが、結局後方組にも捕まり5着と言う結果でした。上手く抜けた出したクロノジェネシスとカレンブーケドールがしっかりと実力を出していましたね。
シゲルピンクダイヤも最後に猛追し3着にねじ込みましたが、もう少し早めに仕掛けられていたり、道中で前につけれていればと言う結果でした。
秋華賞はハイペースになりやすいレースですが、京都競馬場はそこまで直線が長くないので、中団よりもやや前に位置取り出来れば力を発揮しやすいのではないでしょうか。
外枠の馬が好走しているイメージもありますね。人気が薄くても外枠で、スピードがある競走馬には注目するべきかもしれません。
まとめ
2019年秋華賞は、4番人気のクロノジェネシスが見事な勝利となりました。しかし、オッズだけで見ればどの競走馬が勝ってもおかしくなかったですね。
グランアレグリアとラヴズオンリーユーが出走していたら…と考えても仕方ないですが、いつかこの2頭の戦いも見てみたいですね。
予想をする時にはレースの展開を基に、好走する競走馬を見極めていきたいと思います。