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「魔の水曜日」の予言

2015年09月07日 | お知らせ
こんにちは。
ようこそお越しくださいました。
ありがとうございます。

3.11を予言し的中した方がいます。

松原照子著
『宇宙からの大予言-迫り来る今世紀最大の恐怖にそなえよ』
(現代書林)

25年前の著書の内容を、1部紹介していますので転載します。

ギリシャ:
「借入が大きく膨れ、第二のメキシコになるのも遠くありません」

→1982年に債務危機を迎えたメキシコに匹敵するような
事態がギリシャでも起きるだろうという予言だ。
そして実際に、2010年にギリシャの財政状況の悪化が表面化し、
経済危機が報じられたのは記憶に新しい。
20年以上先の未来を的確に世見していたことになる。

■アルゼンチン:「近々、この国は不渡りを出します」

→1989年に、500%のハイパーインフレと累積債務により、
財政破綻が生じた。

■パラグアイ:「大きく旗上げしないと、
過激派的な動きが出てきます。
1986年の秋口から、地下組織のようなものが動き始めます」
→1989年、独裁者として君臨していた
ストロエスネル大統領の腹心ロドリゲス将軍が、
突如として軍事クーデターを起こし、独裁政権が崩壊した。

■ペルー:「戦争に巻き込まれていきます」
→1995年、エクアドルとの間でセネパ紛争が起き、
ペルーは敗北した。

■1993~1994年:
「皆こわいんじゃないかな。食べものもなくなるし」
→1993年は日本で記録的な冷夏による不作で、米騒動も起き、
タイ米が大量に輸入されたりした。
この影響は1994年前半まで続いたので、
ピッタリ当てはまるだろう。
 こうして見ていくと、
1987年の本書刊行後の数年後に予言が
現実のものとなったケースが少なくないようだ。
松原氏は、国際問題に特に強いと言えるかもしれない。

【これから起こる可能性のある予言】
 次に、まだ現実になっていないと思われる予言を
紹介していくことにする。
これらの「世見」は、
25年以上も経過していて対応する出来事が
起きていないのだから、「ハズレた」とすべきか、
または時期はずれるが
今後起きる可能性があると捉えるのか、
判断が難しいものもある。 
「◯年以内に」などと期日をしている予言については、
明確にハズレとするのが妥当だろうが、
時期が予測よりも延びて起きるものも、
中にはあるのかもしれない。

■2009年~2011年:
「大阪、堺あたりを中心に、大地震が起きます」
すでに期間が過ぎてしまっているが、
堺市には上町(うえまち)断層帯という活断層が通っていて、
9年前の評価では、
「30年以内にM7.5の地震が発生する確率が2%~3%」とされていた。
これは国内の主要な活断層の中では、
比較的高い確率のグループに属するものだ。
もっとも、堺市といえば
1995年に発生した阪神淡路大震災の震源から40Kmほど東にある。
少し、時期と震源はズレているが、
実は神戸地震のことだったとする解釈もありだろうか。

■北朝鮮の予言:
「日本は、今後日本海の海底を黒い船が動き回っているのを
レーダーでキャッチできるでしょう」
 海底の船といえば、もちろん潜水艦のことで、
北朝鮮では数種類の潜水艦を保有しているが、
黒っぽい色をしたものが多い。
これに関連しているかもしれないが、日本に関する予言で、
「日本は、海底からのミサイル誘導通信基地化され、
ひとつ間違えば、やられる運命にあります」
というのもある。
 もっとも、松原氏は『女性自身』(光文社)
2013年2月26日号のインタビューで、
北朝鮮は2015年までに崩壊するだろう
と感じていると語っているので、
これが現実化するならば、
この国の脅威はあまり心配しなくても良いかもしれない。

■領海問題:「いまよりさらに厳しくなります」
 竹島や尖閣諸島の問題で、たしかに厳しくなっているだろう。

■「魔の水曜日」
これは、以前の松原氏の記事でも簡単に触れたものだ。
これは本書で書かれた予言の中で最も恐ろしいものであり、
現実化すれば日本の将来が危ぶまれる大惨事となる。
 一連の大災害の発端となるのは、
伊豆半島付近で発生するM6級の地震で、
その1週間以内くらいには、「日本列島切断」が起きるという。

その大災害を引き起こす地震は、
伊豆半島から少し西寄りというから、
東海を震源とする南海トラフ地震のことのようだ。

だが、それだけでは終わらず、
「伊豆半島から日本海へ向けて亀裂が」走り、
本州が切断されるという巨大地震になる。

この亀裂が走るのは、
駿河湾-富士山の脇-山梨県-八ヶ岳-白馬山-黒部川
または糸魚川-富山湾というルートだというから、
これは糸魚川-静岡構造線と呼ばれる大断層線
(以降「糸静線」とする)に沿って起きる地震のようだ。
 
この巨大地震は、
高さ80m~120mという途方もなく大きな津波を伴い、
海辺に打ち上げられる死体の数は
一万や二万では済まないという。

一体、そんな荒唐無稽なことが
現実に起きるのだろうかと思われるだろうが、
糸静線では、約千年毎にM8程度の大地震が発生していて、
今後も数百年以内に
M7.5~M8.5級の地震が発生する可能性が高いとされている。
 
さらに、石橋克彦神戸大学名誉教授は、
2011年12月16日の日本記者クラブ主催の記者会見で、
東日本大震災の影響により、
南海トラフ地震と糸静線が連動して、
さらに巨大な地震となる可能性も
考えておいた方が良いと語っている。

1987年の本書の出版当時、松原氏は恐らく、
糸魚川―静岡構造線の名称も
聞いたことがなかったのではないかと思われるが、
そういう人が、科学者も可能性を認める大災害を
予言しているのだから、
それほど荒唐無稽な予言でもないかもしれない。

読者の不安を更に煽るようになってしまうかもしれないが、
じつは南海トラフ地震の発生によって
原発事故が危惧される浜岡原発のすぐ近くには、
この糸静線が走っているのだ。

南海トラフ地震が単独で起きた時でさえ、
浜岡原発の事故が不安視されているのに、
糸静線が連動したら、
原発事故が起きる確率が更に高まってしまうだろう。

巨大地震+巨大津波+原発事故となれば、
死傷者数は途方もない数になってしまうかもしれない。

「魔の水曜日」とは、
どうもこの連動する巨大地震が起きる日のことと思われ、
カレンダーの日付が赤くなっているのが見えるというから、
祝日なのだろう。

松原氏は、今年になってからのブログ記事でも、
この「魔の水曜日」について言及していて、
少なくとも松原氏は
「ハズレて、もう起きない予言」
とは思っていないようだ。

この大災害が起きる前には、以下の様な予兆があるという。

・伊豆の山々が紅葉しない。

・貝の移動(アサリなどが不漁になるという意味)

・富士五湖周辺の2つの湖の水位が低下。

 過去の記事で書いたが、
松原氏の南海トラフ地震の世見について、
この地震が2016年か2017年に起きる可能性があると
筆者は解釈している。

そして富士山などの火山も、
それに前後して噴火する可能性もあると。

だが、不幸中の幸いというべきか、
こんな酷い大災害が起きても日本は終わりにならないようだ。

というのも、
「日本列島が安定するのは、
83年後(西暦2069年)」であると書いているからだ。
 
もっとずっと未来のことについては、
「2500年頃、日本列島は、
弓形からまっすぐになり、朝鮮半島から離れます」とある。

これはもちろん、大規模な地殻変動の結果だろうが、
その頃までに日本または世界が
滅びているかどうかについては、書かれていない。
 
以上、予言はあくまでも予言で、
現実のものとなるかどうかわからないが、
数々の予言を的中してきた人が
世見していることして無視できないので、紹介した。

■百瀬直也(ももせなおや)
 スピ・超常現象研究家。
10代でスピ世界に目覚め、
内外の聖地巡礼を続ける。シャーマニズム、
古代史、民俗学、地震予知、占星学なども研究。
各種カウンセリングも行う。
特技はダウジングによる地震予知。
著書は『ヴィア・ドロローサ~イエスが歩いた悲しみの道』
『大地震の前兆集~生き残るための必須知識』
シリーズ (Amazon Kindle本)など。Twitterは@noya_momose。
・ブログ「探求三昧」
※記事は「ハピズム」より


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