君はいつも正しい。ボクはいつも正しくない。ボクはいつも間違っていて、ぜぇぜぇ言いながら、天を仰いだり、項垂れたりしている。思い返すと、恥ずかしい思い出ばかりが転がっていて、傷ついたポンコツ車のように、ボロボロと音がする。でも、そんな自分を愛しく思えるのはどうしてだろう?さ迷ってばかりで、ちっとも格好良くない。しみったれたボクにしても、情けないボクにしても、君はいつも正しい。ボクはいつも正しくない。