abymanの思考の旅日記2

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ほっとのこと

2021-11-25 20:42:25 | 日記

8月から毎週金曜日と隔週土曜日にボクの会社の他の施設で午後のレクリエーションと折り紙教室をやることになった。

近頃は、なんとなく慣れてきて、おばあちゃん達も大騒ぎで歓迎してくれる。

先週の金曜日、
その施設の玄関に入ったら、
男性のスタッフが、
「あなたが来るとほっとするんですよね」
すれ違いの一言だった。

ああ、ボクは「ほっとされる人になったんやな」
思わず立ち止まって90度のお辞儀をしてしまう。

「ほっとされる」
なんて素敵な言葉なんやろか。


さてのこと

2021-11-20 20:33:57 | 日記

「さて」と思う。

若い頃、
「信頼される人」でありたいと思った。

その次に、
「尊敬される人」でありたいと思った。

今は、
「安心出きる人」でありたいと思っている。

「ああ、安心出きる人って良いな」
と思う。

そういう人でありたい。



赤の他人のこと

2021-11-11 21:44:00 | 日記

八年前のことだった。
ヘルパー2級の講座で80歳近い先生がボクの前にいた。

先生は、何故かボクの目を見つめていた。

「ねぇ、あなた達、年取った利用者さんにとって、あなた達は人生で出逢う最後の赤の他人なのよ」

ボクは唖然と先生の顔を見上げていたと思う。

『最後の赤の他人』

その言葉が胸に突き刺さった。

嗚呼、ボクは最後の赤の他人になるんや!

その言葉に全身の皮膚が硬直し鳥肌だっていた。

先月、施設のおばあちゃんが他界した。
おばあちゃんの娘さんが、
「あの、すみません。母は90歳にして、最後にあなたに恋をしたんだと思います。デイに行きはじめて、それまでしなかった化粧をしだしたんです。だから、母にとってあなたが最後の恋だったんです」

そうなんや!
ボクは最後の赤の他人になれたんかもしれん。




折り紙のこと

2021-11-09 20:16:14 | 日記

折り紙という二次元のものが、折ることで三次元になる。

二次元から三次元の世界観へ行くことは、認知症の人達には難しい。

三角に折ってくださいと言っても、四角く折ってしまう。

三角と四角ということを認知
することってなんなんやろか?

「三角に折ってください」
と何度も云う。
三角に折れたおばあちゃんに
「良く折れたね」
と言って抱きしめる。

折るという行為は案外難しい。


ありがとうのこと

2021-11-04 22:34:12 | 日記

クリスマスの準備のために、折り紙作品の見本を作ったり、クリスマスイベントの企画書を書いたり、クリスマスポストカードの絵はがきを描いたりしている。

施設では、クリスマス用の天井や壁飾り作りも始めなきゃ!

クリスマスショーでのコントの台本も書かなきゃ!

そんなこんなで、
朝、
お天道様に「ありがとう」
と云うのを忘れてしまった。

夕方、夕陽に向かって、
「朝日の分も一緒にありがとう」
と云ったけど、
それで、いいんやろか?