abymanの思考の旅日記2

奇跡のこと


優柔不断な日曜日。

なんの変哲もない日々の中に、奇跡ばかりが起きているって思えるのは何故だろう?

「長女の一人娘が死んだのは31歳だったのよ。3人子供がいて一番下は3歳だったの。長女は3人の子供を引き取って育ててきたのよ」

ボクは90歳になったその老婆の車椅子を押していた。
老婆は耳が聴こえない?

「そうなんや、そうなんや」
ボクはそれしか云えなかった。

『ほかの人間の魂に触れることは、聖地に立つことである』

奇跡はそこら中に転がっているんやと思う。

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