昨日、介護福祉士の国家試験だった。デカイ会場に人が溢れていた。すぐ近くの席に、シルバーカーを押したおばあちゃんがやってきた。おばあちゃんは小さな体で背が曲がっていた。「受験生なんやろか?」と思ってしまう。おばあちゃんは、おもむろに筆箱をシルバーカーから取り出した。おばあちゃんは、最後まで問題に格闘していた。ああ、ボクはおばあちゃんに手を合わせたくなる。人ってなんて素晴らしいのか?