aCappella好き♪

次男のこと。

穏やか~まったり~ゆるゆる~
・・・なのは、彼の長所!と
ワタシは思ってる。

でも、時々じれったい!

「何かを必死でがんばる!」様子、が
まったくもってない・・・ような・・・

ただ、淡々と毎日を過ごし・・・

朝、決まった時間に起きてきて
ご飯食べて、支度して、予備校行って、
夜になったら帰ってきて、ご飯食べて、
風呂入ったら二階に行って、
時間が来たら寝る・・・・

けど、たぶん、、勉強はしてない。(と、思う)

かなり前のことだけど、
朝、前日の洗濯物を畳もうと二階に行くと
次男の机の上に
モバイルのゲームが「きちんと」置いてあって
フタを開けてみると、動いてる。
(スリープモードっていうの?イマドキのゲームって
いちいち消さなくてもいいみたいだよね)

その時はさすがにショックで・・・・
二階で勉強してるものと思ってたから。
これじゃあ去年と同じじゃん!と
放任な自分、(言い換えると、子供を信じて見守り続けた、
ただ、それだけの、去年の私)を悔いた。

そして・・・彼に対して、
私なりのリアクションを起こしたわけだけど

その後もゲームはやってるだろうなと思ってる。
予備校に持っていくリュックは
いつもリビングに置いてあるしー(笑)。


もともと真面目だから、「課せられたもの」にはそつがない。
提出物、テストのための勉強、はそれなりにやってそうだし
予習は自習室で終わらせてくるので、帰りが遅く
家での時間はあまりないのは事実。

でも・・・・やる気になれば、もっとできるのでは~?

二人で暮らす、ことは難しい。
他の家族がいたならば、いろんな意見が聞けるけど
良くも悪くも、私ひとりの考えで接することになる。
それが次男にとって、どうなのか・・・?!
そんなことを、いつも考えてしまう。

実際、次男が目指してるアノ大学に
どうしても、入れるとは思えないワタシがいて・・・
息子には悪いと思うけど、
ホントにイメージできない・・・。
(模試もE判定だしね・笑)

手が届かないとは思わないから、胸にしまうけど
正直、どこに進学してくれてもいい、と今は思ってる。
彼が自分で納得できて、そこに行こうとするのなら
公立、自宅から通える私立、っていうコダワリは捨てて
東京近郊の私立に行って一人暮らしをしても構わない。

そんな話を、夫が帰ってきたこの土曜日に
買い物に行く車の中で私が口にしたら
軽い口論になってしまった。
そんな投げやりな・・・と、彼には映ったのかも。

普段、そこまで悩んでるつもりはないけど
心の奥底に溜まってきた思いが、私にあんな言葉を吐かせた。
次男とどう付き合えば、彼にとって最善の結果になるのだろう。
私が何か言っても、言わなくても、
同じことだとホントは思ってる。
物事を成し遂げる人は、それにふさわしい
性質ややり方を備えてるからそこに至るのだし
他人や親が口を挟んでも、やるのは「本人」。
でも、そこに逃げていいの?という気も、多少あって悩む。

「ああ・・・こういう話って、いったい誰としたらいいんだろう??」って
思わず、涙があふれてしまい、夫を困惑させた。
自分にすればいい、と、
彼の考えやら、よかれと思う言葉をたくさん並べてくれたけど
どれも素直に受け入れられなかった・・・。
次男と二人で暮らしてる、今の私の状況や気持ちを
本当にわかってもらえてる気にはなれなくて。


翌日、東京に帰る夫と仙台駅でわかれて
その足で予備校の保護者会に参加。
半数近くが夫婦で来ていて驚いたけれど
もしかしたら、市内の人は案外少ないのかも。

このタイミングで
保護者会があって、よかったな。
前日の悩みはきれいさっぱり吹き飛んで
「子供を信じて、見守ろう!」って
今まで通りのスタイルを貫く決意が出来た。
そうするのが、親にとっての最善の道だと。


受験のプロに任せれば、と夫が言った時
うなづいたけれど、気持ちは釈然としなかった。
そんなこと、わかってる。
不安があるから、悩んでいる、と。

熱く、厳しく、ひとりひとりのことを考え
叱咤激励してくれる、頼もしいチューターの話を聞きながら
この人たちは本当にプロなんだ~って思えた。
こういう環境で受験に臨んで、それでもダメなら
本人の能力が足りないってこと。
受かるまで頑張るもよし、自分の精一杯を目指すもよし。
きっぱり諦めがつく気がする。

そして・・・
厳しいことを言うのは自分たちの役目、
親は、同じように怒ったりせず信じて見守ってください。
学校で嫌というほど言われてますから~と。

多くの母親が、ハンカチを出して目頭をぬぐっていた。
子供たちが書いた、親へのメッセージの寄せ書き。
誰がどれを書いたのか、わからないけれど
我が子だけでなく、同じ目標を持つ子供たちの
それぞれの心の声が伝わって、感動した。
そう、昨日の私は、こういう同じ立場の人たちと
思いを共有したかったんだ!


それにしても・・・
予備校の人はみんなお話がうまい。
これでコロッと、まんまと騙されたとしても
それはそれでいいやって(笑)。

次男も、この寄せ書きの子たちのように
浪人させてくれてありがとう、
心配かけてごめんなさい、
絶対合格します、って
心では思ってるのかな。
・・・言わないけど。


浪人は、つらいんです、とチューターの話。
そんなギリギリの状態で毎日を過ごしているとは
息子の様子からは想像できず・・・家でも追いつめるところだった。
この子がこの道を選ばなければ、
こういう世界があることも知らずにいた。
入学の時、予備校で身に着けた頑張りが
社会に出てから必ず役に立つ、って話があったけれど
あれはまんざら嘘じゃない気がする。
叶っても、叶わなくても、
ここでの時間は無駄じゃない。
負け惜しみにならない結果を出してほしいけど
結果に出ないこともある。


帰ってきて、次男に聞いた。
「つらいの?」
つらくないよ、と本人。

つらくないのかー・・・(笑)

つらいぐらい、頑張ればいいのに。

というのは冗談で、
彼はいつも、とっても落ち着いてて
どこまでもマイペース。
母に言えない、思いや焦りはあるだろうに。

黙って見守る、は私にとっての得意分野なので
引き続きあったかく、サポートしていきます。

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コメント一覧

るか@Silky
http://yaplog.jp/acappellazuki/
>よこたんさん

ありがとうございます。
今までならママ友と話せばよいことだったのですが…
4月に偶然会ったママ友が浪人仲間知り、その瞬間、すごい癒されたのを覚えてます。
誰にも言えない、わかってもらえない、苦悩を持つ者同士…(?!)息子の愚痴で盛り上がりました!
きっとさみしいんですね、今の私。
ややブルーな日々です。
予想通り、引っ越してからブログ更新がマメになりました(笑)

よこたんさんもファイティン~!
よこたん
http://yaplog.jp/yokotan/
なんだか泣けました。
大学受験とはちょっと違うけど、わたしもこの数年ムスコの柔道から少し距離を置いて過ごしていて、るかさんの心情と重なる部分があります。
励ましたり、奮起させるためにキツイこと言ったり二人三脚でやってた頃も辛いと思ってましたがムスコを信じて見守るのはもっと辛いのかもしれませんね。
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