今日の「カーネーション」で・・・

朝ドラ、カーネーションを見て

普段着の着物があまりにかわいくて
私も着たいなぁ～と思ったり
クラシックな足踏みミシンで
また縫い物がしたい～と思ったり

少なからず影響を受けてる私だけど

糸子、４７歳。
時代に流されてたまるか～と思うてるけど
時代に後れてまうのはいやや、と言う
彼女の言葉が、よくわかる。

若い人が飛びつく、ものの良さがわからなくなった。
「あれって、いいの？」と思うのは年だから？
流行にこだわらず、自分の好きな
髪型・格好をしたいと思うけれど
それは世間から見てどうなんだろう？と
思うことが、よくある。


今日も美容院へ。

若い頃から白髪が多くて、
三週間おきくらいにカラーに行くけれど
ここんとこはずっと、赤味がかった色にしてもらってる。
（「メリは外泊中」のソジュンが
派手なカチューシャに赤い髪だったのが可愛かったから♪）

シュッとした（分量の少ない）ロングを目指して
何ヶ月も伸ばしてたのを、今回久々にカットしてもらう。
長さは変わらず、量が減って軽やかになった♪
（夏にバッサリ切ったから、ここまで長かったわ～
美容院大好きで、しょっちゅう行ってる私にしては
かなりがんばって切らずにいた！）

「前髪は、分量少なく、まゆくらいに切ってもらって
他は横分けに、ナナメな感じでカットしてください」
って、言ったけど・・・・
これって「今の人」から見たらどうなのか？（笑）
美容師さん、どう思ったかしら。

でもまあ、そんなことは、いいの。
「好きな髪形」がいいんだもん。


・・・と考えた時、頭に浮かんだ・・・

よく、「時代を感じる」髪型してるオバサンがいるけど
あの人たちはきっと「こだわって」そうしてる
「おしゃれな人」なんだろう。
「時代が流れてることに気付かず、
相変わらずその髪型をしてる」のではなく・・・。

それはそれで、素敵なことかもね。


ところで、この前、着付教室で。
「今日は一人で着物を着てみましょう。
あとで館内を歩いて、所作を学びます」というのがあって
娘と私も四苦八苦しながら、なんとか着物を着終わると・・・

周りを見てびっくり！
みんな、、まだ、帯さえしてない！

結構時間が経っていたのに
「・・・今まで何してたんだ？」と二人で顔を見合わせた。

しかも・・・着方がグズグズ・・・。
笑えるくらい・・・。
それで、あちこちから「先生～」「先生ーー！」と
教えを乞う声が飛び交う。

「・・・あたしたちって、なにやらせても
そこそこ上手だよね」
「うんうん、そこそこの達人、だね」と、
腹黒親子はほくそ笑んだ（笑）
（注・そこそこの達人、というのは私の以前のＨＰのタイトル。
何でもそこそこ上手いけど、何一つコレと言って
出来るといえるものがない。。。という自虐）

そして・・・・館内をお散歩中、先生が
「こちらのお嬢さんとお母様、東京とＳ原に住んでらして
週に一回こちらのお教室が逢瀬なのよ。いいでしょう～」
と紹介してくださった瞬間、
「えーーー、うそーー、親子なの？？？
お友達が姉妹だと思ったわ～」と一同、騒然。

（・・・読者の皆さん、
いや、ホントですって！（笑）作ってないから！）

とにかく、みんながあまりに騒ぐので
うれしいやら恥ずかしいやら・・・・
娘は「えっ・・・」と嫌そうな笑顔で絶句してたけど（笑）

実は前にも、寿司屋のカウンターで
娘と次男と千円ランチしていた時に
同じようなことがあって・・・・

その時も子供たち「ありえない～」と
大爆笑してたんだけど
（若い人は決して間違えない！
間違えてしまう世代の人たちの、目のほうがおかしい）


しかし～～

話は戻って・・・

「メリ」のソジュンが好きだった私は
普段、結構大きめのキラキラのカチューシャをしていて
「姉妹に間違われた」時、二回とも
カチューシャしてたかも・・・と思った（笑）

・・・この年の人は普通、
こんなカチューシャしてないか！



私は「もう人生に悔いないよー」とか言うのがクセで
この前も、娘の前でうっかり言ってしまったら
「なに言ってるの！まだまだ若い！
着付教室のこと、思い出して」と言われ、笑った。

そっか～
それ考えると、元気が出るわ。
腰が痛くて、オバアサンみたいな歩き格好になってるから～
ショーウインドウに映った自分の姿にショックを受けて
ついシューーーン・・・ってなっちゃうけど

他人がどう見ようと、
私は好きな格好で過す。
似合ってても、似合ってなくても
時代錯誤でも、センスを問われても？
そこは「コダワリ」ってことでよいかな。
（・・・というほど変わった格好はしてないが）

・・・カーネーションの「直子」も
かなりキョーレツだけど、カッコいいし・・・