夕べ１１時ごろに電話が鳴って
出ると、見知らぬ女性だった。
「あの～・・・・○×と申しますが・・・・」
「ハイ。」
「Ｋ（長男）さんは・・・・」
「はいー？？？」
「・・・今は・・・横浜にいらっしゃいますか・・・・？」
「はい、そうですけど？」
「・・・・・・・。」
なんやねん、この女
・・・と少々イラつきながらも不安がよぎる。
長男の“彼女”の親だった
寝耳に水。
相手のことは、全く知らない。
（彼女がいそうだな・・・という雰囲気はあったけれど）
「実は娘と口論になって、家を出て行ってしまって・・・」
（オイオイ、穏かじゃないな）
「今、お宅のすぐ近くまで来てるんです・・・・
出られ・・・ませんよね？」
うわっ、息子が何かしたのかしら。
「行きます
」と、慌てて家を出る。結局、私が長男に電話。
「今、○×さんが来てるんだけど・・・」
「え、なんで？どういうこと？」
「彼女の居場所、知ってたら教えて、心配してるから」
「は？しんねーし
」その後、彼女から母親に着信。
「やめてよーもう
なにやってんのよー
」結局、自分ちの近くにいた様子。
とにかく帰ってきなさい
と交渉、電話が切れる。しばらくして、同居のおじいちゃんから着信。
今戻ったから、早く帰って来い、と。
なんだか知らないけど、この母、最近
うちの息子のアドレスを娘に聞いてメールしてきたらしい。
んで「信じらんねー
」と息子が激怒。どうも相手のお嬢さん、母には何でも話してるようで・・・
（まあ、それも後で息子から聞くに、親が干渉しすぎ、みたいな）
家に帰って、長男に報告。
むっちゃ腹立つ～～～ぅ、と言ってたけど
「ホント、悪い。巻き込んじゃって・・・気にしないで」なんて
親に対して言える彼、大人になったなーって思う。
カノハハからメールをもらった息子が
「ウチの親はそんなことに口出ししない」と言ったらしく、
（親をそんな風に言ってくれたことは、ちょっとうれしい）
「うちは厳しく育てたけれど、お宅は寛大みたいで・・・」
みたいな言われ方をされたことに、私はつい反感を覚え
「高校時代は外泊も許さなかったし、放任というわけではないです。
今は離れて暮らしているので、監督はできていませんが
小さい頃から善悪をきちんと教えてきたので、
責任持った行動は出来ると、子供を信頼しています」
と思わず口走った（営業職の悲しさか、物腰はソフト）。
それにしても・・・遠距離恋愛、不安なんだよね（経験者）。
クールに見えるわが子と、熱烈に伝わってきた彼女の気持ち
「温度差」を感じてしまったなァ～・・・
（もらってくれ、と言わんばかりのカノハハに多少うんざり）
学校が忙しくていっぱいいっぱいだし、
今年もしかしたら受験も考えてて・・・・
仮に今の学校にこのままいたら、４年で出るのは無理なので
（留年率４０％）７、８年かかると思います、と、
それとなく言っておいた。
（ドラマなんかで、“息子の邪魔をしないでください
”と言ってるバカ親みたいで自分がおかしかった）
・・・・親の出る幕じゃないっつーの。
・・・とのん気なのはウチだけ？（笑）
うふふ～～～、読んでくださったお友達諸君、
興味あるでしょ～、この青春ネタ
と、ニンマリしながら書いてます。
結局、彼女んちの騒動に巻き込まれただけ～みたいな・・・
しかし、多分、次回に続く・・・・あまり続いてほしくない・・けど・・
