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美容院に行く時、夫の本を持ち出して読むのが
この頃の私の唯一の「読書」。
タイトルも見ずにパラパラとめくっただけで持って行くので、
面白いかどうかは毎回“賭け”ですが
読書好きな娘の本を借りて行くと、私の好みとは合わないことが多くて
それで、この頃は夫の本を(爆)。
今回は蓮見圭一の「水曜の朝、午前三時」でした。
私、ご存知のように情報通ではない。
みんなが普通に知ってる音楽や本や、その他のことを
何も知らないです。
興味があることしか覚えないっていうのもあるけど
その前に、テレビはあまり見ないし、雑誌も読まないし
音楽も、聴くよりもっぱら歌ったり弾いたりするほうが好き。
文章も、読むより書いてる時間のほうが多いかも(笑)。
この本は、解説によると、思ったより新しい作品だが
当然、知らなかった。
(どのくらいの人に読まれた本なのだろう)
美容院で1/5くらい読んで、
続きは次回の美容院までおあずけ、って、その程度に考えていた。
昨日、ピアノを弾いた後に体が疲れて何もできなくて横になり
ふと、思い出して続きに手を伸ばした。
数ページ、疲れが癒えるまでの時間を使うつもりで。
しばらく読み進めたら、いつのまにかどうしても続きが気になって
後ろをめくった(これは私がいつも読書の途中でやる行為)けれど
私の知りたい情報が得られず
夕方がせまる中、「夫の帰りと残りの家事」が気になりつつ、
とうとう最後まで読んでしまった(爆)。
・・・読書に夢中になるって、こういうことだったのね。
なんだか、久しくこういう気持ちになっていなかった気がした。
解説によると・・・・
タイトルはサイモン&ガーファンクルの曲名だという。
実はS&Gファンの夫。
だから、ちょっとおしゃれな響きのタイトルがついた
この本を選んだのかしら。
(夫がどういった理由で本を選ぶのか、そこにちょっと興味がある私)
しかし、こう思った時点で私は大きな勘違いをしていた。
「午前三時」は真夜中なのに
「午後三時」と、読み違えていたのだった(笑)。
午後三時。昼下がり。水曜、って響きも何となくさわやか。
=女性らしい甘さをイメージしていた自分。
実際の午前三時はまだ暗く、物語の中では
ひとりの女性が亡くなった時間だというのに。
感想を書くにはずいぶん大急ぎで読み飛ばしてしまったので
あらためていつか読み直す日がくると思うけど
恋する20代の頃の気持ちがふんわり甦った。
それから・・・もし、助からない病気にかかったら。
私は命の残り時間を知らされたいと思う。
やりたいことはきっとたくさんあると思うから。
小説の嘘っぽさが嫌いだと
今までずいぶん言ってきた気がするけど
読む本が悪かったのかも・・・とこの頃思う。
夫の本棚で出合う本は、いつも面白いから(笑)
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