「続ける」気質

天才とは、

たとえば小さい子供の頃から
自ら高みに行きたいと目標を持ち、
進んで長時間練習出来る気質を持った人だと

・・・そんな意味のことを読んだ時、
ほんとにそうだなと思った。
（これは一般人ではなく、もちろん“天才”になり得るすばらしい
才能を持った一部の人の話として受け止めたのだが）

才能がなければ、練習すればいいし
練習してもダメな人だっているけど
そこであきらめなければ、その先どう花が開くか
誰にもわからない・・・のだが

だいたいの場合、
「こんなに練習してもダメなんだ・・・才能がない・・」と
あきらめてしまうのではないかしら。
自分にとって１００％の努力が、成功者の５０％であると
きっと気付かずに・・。

「続ける」ことも、気質によるのかも知れないと思う。
新しいものに次々飛びつき、やめて行く人もいれば
ガンガン突っ走るという訳ではないけれど、細々と
楽しみながら続けていく人もいる。
もちろん私は後者なんだけど、
実は「次々飛びつく」人でもあるから、
好きなこと、興味あることは年々増えていく。

こんなにも長く、音楽に没頭して生きるとは思わなかった。
家系には誰一人、音楽が好きな人もなく
歌もピアノもヘタクソだった幼少の頃の私。
音楽が好きだと思い始めたのは、中学の頃だった。
それから・・・いろんな音楽を始めたり、やめたり
でもずっと、何らかの形で関わってきたし、
そのうちヘタクソなりに進歩を遂げてきた気もする（笑）。

継続は力なり。
やりたいことの才能はないけれど、
興味が長く続くという点での才能は、ある程度持ってるかも～

何人か集まってひとつのことをすると、
「続ける」気質の人が残っていくのかな、と気がつく。
それはとってもありがたく、やりやすく・・・同時に、
「好き」なことでなければ、続かないと思うから、
「好き」な人が残っていくんだろう。
細くでもいいから、出来るだけ長く
みんなと一緒に歌って行きたいと願うこの頃。
出来れば、「自分の中の優先順位」のなるべく上位に、
「歌」があってほしい・・・
というのはやっぱり、ゼイタクだよね（笑）