ピアノよりいいだろ~。。と思ってきたけど、
とんでもない

何しろ、自分の体が楽器。
練習しすぎてもダメ、しなくてもダメ。
ツヤのある声を本番で出すのには、
それなりの調整が必須でした。
案の定、というかなんと言うか・・・
数日前からセキまで出だして
息を吸ったときに咳き込んだらどうしよう。。との不安から
風邪薬を飲んでいました。
・・・喉や鼻が乾いた感じになっちゃって、
ベストとはいえないけれど、仕方がない。
本番っていうと体調崩す人なのです・・・(メンタル弱っ)
まず、どんな人が出るんだろう。
3人くらい、聴いたことのある方がいたけれど
みんなそれなりにお上手。
リハで私の前だった年配のご婦人。
とっても響のある堂々としたソプラノ。
わ~っ、すごい~~~

本番のアナウンスのプロフィールから、武蔵野の短大卒で
県内で活躍されている方でした。
(そういえばサントリーホールの発表会でも歌われてました)
次が私。
リハ、なんとか歌詞も飛ばずに歌いきるも
ブレスが足りない箇所があり、少々焦る。
ああ~・・・これはやっぱり失敗するクチだな(爆)
以下、反省と感想です。
帰って来て、渡された録音を聴いた。
ホントは封印しようかと思ったけれど、
もう~、勇気を出してエイッ

一部のStar vicinoとVergin,tutto amorは
何とかこなせたけれど、
二部のbatti,battiは
出だしで「batti,batti~

伴奏を止めてしまった~~

今から思うに、独唱なんだし~
伴奏の方は、若いとは言え、慣れていらっしゃるので
勝手にどこかから私が始めてしまえば
ちゃんと付いてきてくださったのだろう・・・・・・失態

やり直しって、ピアノでもそうだけどすごく怖い。
また同じ場所でデータが消えそうな予感がして
かなりドキドキする。
こんな思いをするなら、数小節消えても
飛ばして進んだ方がベストなのだけれど、
それが出来ない素人の私・・・とほほ。
今後の課題ですワ。。
本番が終わって・・テープの私は、
自分が思っていたよりそつなく歌えていたと思うけど
声がもう~緊張モードビシバシの上がりビブラート。
あのブルブルは、聴いてる人もドキドキしただろうなぁ~って感じ(笑)。
音程は意外と大丈夫で、声も綺麗に出てたけど
ブレスと表現力が全くダメで、素人くさい。
もうちょっと押さえるツボがあってよかったのに
一生懸命声を張り上げてしまっちゃってる状態(笑)。
batti,battiの後半前ですでに口の中カラッカラ。
いつも乾く私。あれほど鼻から吸うように気をつけていたのに
唇が歯にいちいちくっついてしまうほど。
・・・ヤバかった。
あれってブレスだけじゃなくて、やっぱ緊張からなんだろうな~
新調したゴージャスなドレス「だけ」がスバラシく

ヘアを、なんと憧れの声楽家Sさんにやっていただいたこと。
付き人のように手伝ってくれた衣装担当のピエ~ルさまのこと。
複線でいろいろ書きたいこともあるのですが、
それは追々書いていくことにします。
貴重な経験でした・・・とありきたりに書くのもなんですが
今はそれしか言えないって感じです。
今後につなげます。